259: 名無しさん@おーぷん 21/11/30(火)09:01:05 ID:Jo.mp.L1
私は大学生のころにバセドウ病で入院して、一年休学して2011年卒だった。

大学受験のころにはどうやらバセドウ病がかなり酷かったみたいで、ガリガリに痩せて受験勉強どころかセンター試験に耐える体力もなく、満点でもおかしくないセンターの数学で計算ミス連発するような状態。
今思えば常にマラソンしてるような状態で、まともに計算できるわけがないんだよね…。
2年の頃は関関同立を滑り止めにするくらいの学力があったけど、受験のときには同志社を第一、滑り止めを産近甲龍まで落とすことになった。

更に大学3年になった直後に倒れて動けなくなって、そこでバセドウ病発覚。
栄養失調とも言われた。
入院して一年治療したけど、実際無理に退院したようなもので、そんな体で就活したうえに第2氷河期で、求人すらほとんどない状態。
病気抱えてるのわかってる人を雇う余裕なんかどの企業にもなくて、当然就活は全滅。
だけどうちは貧乏で就職浪人とか専門学校に行く余裕もなくて、フリーターになった。

それを、伯父と当時中2だった従兄弟にめちゃくちゃ馬鹿にされて、顔を合わせる度学歴とフリーターを二人から貶されマウントとられまくった。




卒業後すぐにハローワークに行っても、『ぶっちゃけ私のような人を雇う余裕は今どの企業でもないですよ、手帳でもあれば別ですが』と言われちゃうような、そんな有りえない(今ではありがたいけど)対応されるほど不景気ヤバかった。
私は真面目にフリーターとして働いてたことと、塾の講師として働いてたことから、フリーターでも年収は200万ほどあって、実家にいる間はそれでなんとかなった。
3年フリーターやって、景気が回復してきたのを見て就活を初めて、無事ホワイト企業へ就職先が決まった。
そこでは、ブラックと有名な塾で真面目に働いていたことが大きく評価されての採用だった。

私を馬鹿にしてきた伯父と従兄弟は、私が正社員として働き始めてもずっと馬鹿にしてた。
4大卒でアラサーなのに求人に書かれた年収が380万だったことも、『底辺底辺』と言われ続けた。
従兄弟は伯父の姿を見て育ったので、受験勉強も楽だし
「産近甲龍はノー勉でも受かるくらい余裕」
と思ってたらしい。

しかしいざ受験が始まると、産近甲龍どころか『摂神追桃の一番偏差値の低いところじゃないと無理』と言われたようで、現実を見られない伯父と従兄弟は伯母の反対を押し切って浪人することに。
だけど結局、私より偏差値の低い大学にしか行けなかった。
だがそれでも従兄弟たちの『(私)より格上』という意識は抜けず。
そして従兄弟の就活の時期にコロナが広がり不景気になり、就活はボロボロ。

(それでも従兄弟は私と違って健康体なんだから、当時の私くらいは頑張れるだろう)
と思ってたのに、
従兄弟はあっさり就活辞めて現在引きこもり中。
それでも従兄弟の中では『(私)より格上』って意識が抜けなくて、伯母が何を言っても
「自分(従兄弟)より格下の(私)がいるんだから自分はまだまだ大丈夫」
「自分が(私)と同じ年齢になった時には(私)より成功している」
って言うんだって。

確かに従兄弟の年に私は闘病中のフリーターだったけどさぁ。
私、今はもう結婚して共働きで家も建ててるんだけどね。
従兄弟の逆転劇のシナリオ見てみたいな。



ほら、見せてごらん
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