313: 名無しさん@おーぷん 21/11/25(木)23:19:34 ID:a7.ko.L1
母が家事をしなくなって家庭崩壊した。

きっかけは父の
「そろそろ働いたら?」
っていう余計な一言だった。

我が家は三人兄弟で、当時上は高校生・下二人は中学生。
父は
「遊んでないで金を入れろ」
と母をせっつくようになった。
でかくなった子供の世話と家族五人分の家事は、父にとっては “お遊び” と同じだったらしい。

父がどんな風に説得したのかは知らないが、母はいつのまにか仕事を見つけてきて働くようになった。
当たり前だけど、月収は安かったらしい。
給料は低いが拘束時間は長い。
しかし父は給料の低さを理由に、母が働き始めても家事を丸投げしていた。

母の仕事は会社が休みでも関係なく、客から電話があれば出て行かないといけないものらしく、朝早く出て行くこともあれば、夜遅く帰ることもあった。
だから父がどれだけ家事を丸投げしようが、母が家にいないんだからどうしようもない。
そのことで夜両親が言い争いをしているのを何度も聞いた。




母が働き始めてまず、食事が用意されなくなった。
洗濯物もセルフサービスになった。
なぜか自分に母の役割が押しつけられそうになったが、
「家事は親の仕事だろう」
と断固拒否した。
弟たちが飯飯うるさかったが、
「勝手に食え」
と言って無視した。
汚れた体操服を朝出してきて
「今日いるんだけど」
と弟にキレられたが
「昨日洗えばよかっただろ」
と突き返した。

みんなイライラしていた。
(母が主婦だった時は何もしなくてよかったのに、父が余計なことを言うからいけない)
って内心不満が溜まってた。
勉強に集中したいのにみんなが家事をさせようとしてくるのが嫌で、
(絶対にこんな家出て行ってやる)
って思った。

父が
「県内の大学しか認めないし、費用を出してほしければ家事を手伝え」
と言うので、祖父に相談して援助してもらった。
高校卒業後は祖父の家に転がり込んで、そこから大学へ一時間かけて通った。
祖母は『家事をしろ』だなんて強制しないし、お弁当まで作ってくれた。
人並みに大学生活を楽しんで就職できた。

実家には滅多に帰らなかったが、たまに帰ると足の踏み場もないような散らかり放題の家になってて住み心地は悪そうだった。
母はほとんど家にいないそうで、父と弟たちはすごく太っていた。

それから数年後、母から
「離婚することになった」
と連絡があった。
弟も仕事を見つけて家を出たので、実家には父ともう一人の弟が残った。

「年末いつ帰ってくる」
と聞かれているが、どうせ『家事をしろ』って言われるんだろうし今年も無視する予定。



壊したい現実
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