313: 名無しさん@おーぷん 21/07/06(火)12:10:19 ID:Lr.o5.L1
暴君だった義父は早めに要介護になった。
その義父の介護に家族全員が疲弊し、義父は施設に行った。
しかし義父は、毎日義母が通うことを強要。
義母は電話攻撃に負けて、雨の日も風の日も通っていた。

そして義母も要介護になった。
すると義母はさっさと自分で施設を見つけ、義父とはまったく別の遠い施設に入った。
義父は義母が要介護になると思っていなかったし、もしなっても
『自分と同じ施設に入る』
と思っていたから愕然。




息子たちもその嫁もフルタイムで働いてるため、
「毎日来い」
と言われても拒否。
今は親族会議の結果、月イチで実の息子たちが顔だけ見に行ってる。

義父は暴君だった頃、要介護とは思えないほどツヤツヤイキイキと暴言を吐いていた。
なのにいまや萎れてしおしお。
その別人っぷりに、
(家族を疲弊させてそのエネルギーを吸って生きる妖怪だったのでは)
と思い始めてる。
一方エネルギーを吸われることがなくなった義母は逆に施設で友達もできてイキイキにこにこしてる

(そういえば私の実祖父もこの手の妖怪だったなー)
と思いだしたから書いてみました。



極度乾燥(しなさい)Superdry.