319: 名無しさん@おーぷん 20/12/05(土)23:28:23 ID:XM.rv.L1
私が通っていた高校ではバイトは許可制だった。

許可制といっても、ルールは『赤点がある生徒はバイト禁止』『居酒屋(キャバクラのような店だけでなく普通の居酒屋含む)等のお酒をメインに扱う店は禁止』という程度で、成績さえ安定していれば大抵許可は下りる。
芸能活動も可能で実際している子が何人かいた。
バイトの許可申請は、生徒指導部でもらった書類に事業所名・仕事内容(レジや配膳など大雑把で良い)を書いて、親と学年の生徒指導を担当する先生・担任にサインと印鑑を押してもらって、生徒指導部長の先生から許可をもらう…という仕組みで、たしかに手続きは面倒ではあったと思う。

私の友人だったA子は『申請が面倒くさい』ということで、絶対に許可が下りるレジバイトなのに学校に申請をしていなかった。
「私、レジバイトを始めたけど学校に申請出してないわ」
「え?赤点があるの?」
「いや、赤点はないけど申請なんて面倒じゃん?」
「万が一、先生に見つかったらまずいし申請した方が良いと思うよ。
これからバイトするってことにして書類書いたら?」

「えー、だっるー……。
私の地元田舎だし先生なんか絶対来ないよ。
あんた、真面目すぎるわ」





私はその言葉に少しイラッとはしたが、私には関係ないのでA子の無届けバイトは誰にも言わなかった。
A子は片道2時半かけて過疎が進んだ田舎町から通ってきていたので、バイト先で先生や生徒に会うことは絶対にないと思っていたらしい。

しかし、休みの日にA子の担任がA子のバイト先のドラッグストアに偶然来てしまい、
無届けのバイトがばれてA子は停学処分になってしまった。
(担任の先生は、A子の地元にある自然体験ができる施設に子供と行った帰りにA子のバイト先にたまたま寄ったらしい。)

A子は
「(私)が先生にチクった」
のだと疑った。
A子は
「(私)ちゃん、バイトの申請だせって言ってたもんね!」
「担任は××市(県庁所在地)に住んでるのに私の地元みたいな田舎に来るわけないじゃん!」
「土曜日だったら休みだったのに!」
「推薦もらえなくなったら(私)ちゃん責任取ってくれるの!?」
「停学なんて恥ずかしいよ~!クラスみんなに(私)ちゃんが告げ口したってちゃんと説明して!」
「そもそも(私)ちゃんがもっと説得してくれてたら!」
と喚かれた。
普通に生徒指導部に許可を求めていれば停学にならなかったのに、停学を人のせいにするし本当に最低だった。
A子からはレジバイトとしか聞いていないのでスーパーを想像していたし、A子がどこのどんなお店で働いているかなんて全く知らなかったし。

私が知る限り、みんな停学が嫌だからアルバイトのはちゃんと申請してたよ。
A子くらいだよ、許可が下りるはずなのに申請してなかったのは。



恥ずかしい人たち