873: 名無しさん@おーぷん 20/08/05(水)21:40:12 ID:???
先日、早めの墓参りをした際に初めて伯母と遭遇した。

伯母は同一県内に住んでいるのは知っていたけど、会うのは初。
普通にニコニコしていて、若いときは綺麗だったんだろうなーってお顔立ちの人だった。

伯母は母の姉で、会ったのは祖父母の家。
不思議だったのは伯母に対しての祖母(伯母・母の実母)の態度で、
まるで全くの他人のように扱っていたの。
他人というか、そこに存在しないというか。
祖父や母は伯母と話をしてるんだけど、
祖母だけは伯母に対してだけ発動するノイズキャンセラーがついてるんじゃないかってくらい反応しない。
仲が悪くて意図的に無視してるような雰囲気でもなかった。

この御時世だから泊まらずに帰宅したので、母に直接祖母のことを尋ねた。
母によると、
「母(祖母)と姉(伯母)は不思議なくらい喧嘩していた」
んだそうだ。
無断で遠くまで遊びに行って約束の時間を守らなかったり、祖母の大事な真珠のネックレスを盗んで友達にあげちゃったりと、
「ほぼ100%(伯母)が悪かった」
と。
「(祖母)が諭しても叱っても聞く耳を持たず、あまりにも酷い態度で(伯母)が叩かれたこともあった」
という。
祖父も犯罪紛いの行為や生命に関わる悪さには凄く厳しく、伯母がいきすぎたイタズラをした際は何が悪かったかを自分で言えるようになるまで理詰めで説教していたらしい。

しかし、そうすると伯母は曾祖母(伯母からみて祖母)に泣きついて甘やかしてもらっていたのだそうだ。
ついに育児に悩んだ祖母が、泣きながら伯母に
「どうしたら話を聞いてくれるのか」
と問いかけると、伯母は祖母を指差して大笑い。
曾祖母と一緒に
「子供の育て方が分かんないよーエーンエーンwww」
と、小馬鹿にするように泣き真似したそう。




その辺りから、祖母は伯母が見えなくなったそうだ。
少なくとも母には
「そう見えた」
と。

祖母の反応が薄まると、伯母はカンカンに怒るようになった。
「無視するな」「何でそんな風にするんだ」
と泣いて喚いて祖母を殴り付けてと大騒ぎ。
その間も祖母には伯母が見えても聞こえてもいなかったような雰囲気だったと。
ただ叩かれたり蹴られたりしたら、祖母は初めて伯母の存在に気がついたように目を合わせて
「なに?」
と無表情で言う。
「異様な雰囲気だった」
そうだ。

伯母に泣きつかれた曾祖母が祖母に説得を試みても柳に風。
祖父は伯母に対して
「自業自得だ」
と吐き捨てて終わり。
4人家族+幽霊のような家庭のまま今に至っているそうだ。

まれに、祖母が伯母に普通にコンタクトを試みることもあった(「お夕飯何が食べたい?」など)が、伯母が全部踏みにじってパー。
そういう時は必ず伯母は
「お母さんが私を見てくれたけど素直になれなくてつい意地悪しちゃう私可哀相」
と触れ回っていた。
意地悪といっても可愛いものではなかったようで、『お夕飯何が食べたい?』に対して
「父さんかママ(曾祖母のこと)ちゃんの料理なら食べたい、まさかババ(祖母のこと)が作るとか?うげー」
と吐くまねをしてトイレに駆け込むとか。
祖父に叱られても
「お母さんが悪いから私悪くないもーん、でもお父さんが怒るならゴメンナサーイ」
という態度は直らなかったらしい。

伯母という悪魔から心身を守るために、祖母は伯母そのものをシャットアウトしちゃったということなんだろうな。
我が子相手にとか親なんだからとも思うけど、
数年に渡って我が子にこのレベルの嫌がらせをされていたら心を閉ざすのも仕方ないような気もしている。

874: 名無しさん@おーぷん 20/08/05(水)21:57:56 ID:???
年相応にニコニコはしていたけれど、確かに伯母の様子は少し変だった。
『猫を飼っている』と言えば、
「道路でよく轢かれてるやつねー」
と返してきたり。
お墓参りだというのに蛍光緑のシャツとか。
母によれば、その時伯母が着けてきていたものが “祖母からくすねた真珠のネックレス” だったり。
暑いのに距離が近くて、隣に座られると足や腕がくっついたり。
「若い子は何持ってるの?」
と鞄覗こうとしたり。
(距離なし無神経な類いのオバサンなのかな)
と思ってた。

言いにくそうに教えてくれたけど、母は伯母に同じようなことを言われて大切にしていたものを何度も盗られたことがあったそう。
「いつの間にか(祖母)が取り返してくれたり新しく買ってくれていたりしていた」
んだって。
子供の時分より存在は知っていたけど会わせてもらえなかったのは、私が母に守られていたからなんだな。
お墓参りと食事の数時間ならまだしも、この人と家族で毎日一緒に暮らすんだと言われたら絶対無理だと思う。



存在の耐えられない軽さ