984: 名無しさん@おーぷん 20/04/24(金)16:09:29 ID:Ako
学生の時にPSPで協力プレイができるゲームにはまっていて、友人と休日に家やら公園で集まってやっていた。
その中で一人、遅れて始めたのがいた。
そいつは周りが強いのが気に入らなくて、チートを入れて遊ぶようになった。

どんなチートだったが知らないが、そいつはある程度進まないと手に入れることができない装備をしていた。
そのゲームは相手のプレイ実績が多少は分かる仕組み。
なのでそれを見てみると、そいつのプレイではその装備が手に入らないのはすぐに分かった。
「チート使っているならいっしょにやるな、チート消してイチからやり直すならいいけど」
と他の連中が言い出し、そいつは
「わかった」
と言ってゲームのデータを消し、初めからやり直した。




数日後、学校でそいつが
「あの時消されたのは一人でまじめにやっていたからだ」
と騒ぎだした。
あれから2chで相談したらしく、
「自分は間違っていない、お前らが低脳だから分からなかったんだ」
と言って来た。
その装備の入手方法はオンライン・オフラインどちらでも進めるシナリオで入手でき、もう一つはオフラインだけのシナリオでクリアすれば入手できる二通りあった。
そいつは
「オフラインだけを進めたから手に入ったんだ」
と言い出して、
「プレイ時間×千円でウン万円払え」
と言ってきた。
しかし、そいつのプレイ実績を見た時にオフラインは序盤しか進めていないのが分かっていた。
それ知っている友人たちはそいつに
「チート使っているのは丸わかりだから。嫌だったら遊びに来るな」
と言っていた。
休み時間に騒いでいたため先生がやってきて仲裁に入ったが、ゲームの話なので先生も強く注意せずに終わった。

そいつはクラスで近寄ることもなく、他のグループにも属せず、ボッチになっていった。

その後、受験が近づき、ゲームどころではなくなっていた。
なのにそいつが学校にPSPを持ってきて、そのゲームを見せてきた。
大分やり込んでいて自慢したかったようだが、周りの反応は
「あっそう」
だけだった。
こっちが受験勉強にいそしんでいる間、そいつはオフ会や無線LANを使った通信プレイで進めていたらしく、分かる人には自慢できるレベルだったけど、
こっちはもう仲間ではないそいつがいくら進めても全く関心を示さなかった。
むしろ自分も含め周りは
『受験シーズンなのに何ゲーム自慢してんの、そんなん受験終わってからにしろよ』
って反応だった。

結局そいつがどこに進学したかは知らないが、先生と何度も面談を入れていたから相当成績が悪かったんだろうな。
親からも
「(そいつ)君ゲームのし過ぎで志望校落としたらしいけど、あんたは大丈夫なんでしょうね」
と言われた。
そいつとは卒業してからそれっきりだし、まさかゲームのチート騒ぎで人生に影響が出るまで行くとは思わなかった。

書いてて思ったけど、俺じゃなくてそいつの修羅場だったな。



チート魔術で運命をねじ伏せる(1)