70: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)02:10:14 ID:jsa
糞嫁に復讐したったわwww

糞嫁とは前の職場で知り合った。
俺が社会人2年目の時に会社の事務として採用されてきた。
就職に合わせて田舎から上京してきたようで、まぁ有り体に言えば芋臭い女だった。
ただ俺の職場には若い女は少なく、居ても彼氏持ちや旦那付きだったもんで、糞嫁はそりゃあもう蝶よ花よと可愛がられたわけ。
俺も例に漏れず優しく接したり
「可愛いね」
って褒めたりしてた。
その甲斐あってか1年過ぎる頃ぐらいには大分垢抜けてきたんだよ(これは職場の御姉様方のお陰かもしれんな)。

もう元が良かったんだろうな。
垢抜けた糞嫁は誰が見ても可愛いって思う女の子だった。
仕事も一生懸命覚えます、挨拶しっかりします、コミュニケーション頑張ってます…それで顔も可愛いときたら非の打ち所が無いよね?
めっちゃ惚れたわ。
モチロン狙ってたのは俺だけじゃなくて職場の独身の8割りは狙ってたと思うわw

71: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)02:22:07 ID:jsa
もう糞嫁に惚れ込んだ俺はなんとか振り向かせようとしたわけ。
お昼一緒に食べたり外回り行けばお土産にちょっとしたお菓子買ってったり…。
その努力が実って出会って2年たつ頃にはいい感じになってたね。
で、社員旅行のBBQで肉の買い出しに2人きりで言って告白→OKを貰った。
天にも舞い上がる気分だったね。
今でもあの時のはにかんだ笑顔が忘れられん。
そっから1年付き合って結婚した。
同僚も上司も糞嫁を狙ってた奴らからは憎まれ口と祝福を貰ったわw
糞嫁は寿退社した。

楽しかったよ。
最初の3ヶ月は。
家に帰ると天使が待ってて、暖かいご飯が出来てて。
本当に大好きだったから土日なんかは俺が家事したり、タバコ減らしたりした。
円満にいってると思ってた。

でも3ヶ月たったくらいで、
「家に一人でいるのは気が滅入るからパートをしたい」
って言うようになった。
モチロン俺は了承したよ。
嫁がやりたいことはなんだってやったらいいと思ってたからな。
パート代も
「(嫁)が好きに使っていい」
って言った。
金銭面で苦労はさせないつもりだったし。

2週間後ぐらいから、嫁は飲食店のパートを始めた。
最初は12時~17時の勤務だったけど、仕事を頑張る糞嫁は重宝されて、たまーに夜勤も入るようになった。
もう読めてるだろうが、糞嫁はここの店長と浮気しやがった。




72: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)02:24:16 ID:jsa
月に1・2回だった夜勤が、
「バイトの子が受験で辞めたから」
とか色々な理由で増えていった。
それでもまだ怪しんでなかったのは、糞嫁が以前と何も変わってなかったからだと思う。

73: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)02:35:06 ID:jsa
間違えて書きこんじまった。

まぁそんな感じで糞嫁の夜勤は増えたけど、家での態度は変わらんかった。

俺が怪しみだしたのは多分そっから半年後位だと思う。
夜の営みがなんかしっくりいかなくなった。
別に何が変わったわけでもないんだけど、
(あれ?)
って思い出したんだよ。
でも俺は糞嫁が浮気してるなんで思ってもなかったから、
(とうとう加齢か?)
って考えてたわw

そんな感じでしっくりこない夜の営みが続いた頃、テレビでよくあるだろ?夫が美女に鼻の下伸ばさないかーみたいなモニタリング、あれを糞嫁と二人で見てたんだよ。
案の定テレビの中では夫の方が美女にデレデレで日焼け止め塗ってて、それを見て俺は
「(嫁)ちゃんには塗るけど他の女には塗らないw
だって(嫁)ちゃん愛してるからね!キリッ」

って感じで茶化しながら言ったんだよ
そしたら一瞬糞嫁が何とも言えない表情したわけ。
その後ニッコリ笑って
「私もだよ~(俺)君大好き」
って言ったの。

コナンが閃いた時ってこんな感じなんだと思う。
増えた夜勤とか夜の営みとか今の表情が、“浮気” って事実に繋がった。
信じたくなかったから忘れる事にした。
でも一回考えちまった可能性ってのは厄介で、夜ヤっても違和感しかない。
嫁が変じゃないか粗探ししちまうようになった。

普段からそんな探るような事してたらそりゃ家庭がギスギスしだすよな。
だから俺は
(安心が金で買えればいい)
って思って興信所に頼んだ(余談だが独身時代の貯金が半分ぶっ飛んだ)。

74: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)02:55:13 ID:jsa
出たよ。
もう言い逃れできないくらい真っ黒。
分かってたと思うけど夜勤なんてしてなかった。
あの足元が崩れる感触はもう味わいたくない。

興信所は1ヶ月くらいで成果を出してくれた。
「その証拠をどうするかは(俺)が決める事です」
って言ってた。
俺は考えたよ。
嫁が好きだったから、このまま俺が知らないフリしてたら皆が平和だ。
でも今まで通りに出来るのか?
今まで通り家に帰って、他所の男にブツを握った手で作った飯を食って他所の男のブツをしゃぶった口とキスをして他所の男が抱いた後の嫁を俺は抱けるのか?

(…無理だ)
と思った。
興信所のトイレ借りて吐いた。
(離婚しかない)
と思った。

そこの興信所はいい人だったよ。
俺が離婚を考えるって行ったら、その手の問題に強い弁護士を紹介してくれた。
そこの弁護士とは
「婚姻期間が1年弱と短いから(糞嫁)からは大した慰謝料は取れないかも知れない。
ただ、浮気相手の店長は既婚者と知って従業員に手を出した挙げ句、勤務時間内の事もあったということで、こっちなら多めに取れるかもしれない」

ってなった。
ぶっちゃけ慰謝料がそんなに取れなくても構わなかった。
あの糞嫁はそんなに金に執着してないし、親御さんも小金持ちの部類だったから。

だから、それとは別の方法で復讐してやることにした。

まず、嫁と嫁親・俺親で外食に行こうと誘った。
モチロン店は嫁がパートしてる店だ。
田舎の小金持ちの嫁親はチェーン店とはいえ、物珍しそうに見てた。
いい感じで飯が進んで、俺は嫁親と俺親に
「ここで嫁がパートしてるんですよw
いい感じのお店ですよね」

って話を振った。
そしたら嫁親が
「それなら挨拶をしておこう」
って店長を呼び出した。

店長は俺一行を見てビックリ。
だけど接客スマイルで
「どうなさいましたか?」
と言いやがった。
何も知らない嫁親は、
「娘がお世話になってます~」
ってまぁ挨拶したわけだ。

待ってましたと俺も口を挟む。
「えぇ公私ともに嫁がお世話になってるようで」
キョドる店長。
こっちを見る嫁。
もう止まれなかった。
店「なんの事でございましょう?」
糞「(俺)君何の話?」
俺「嫁が仕事も下もお世話になっているようで。
俺一人では満足させてあげられないらしく。
いや不甲斐ない旦那で悪いな」

店長は黙る。
嫁親がこっちを睨む。
俺親はアワアワしだす。
糞「変なこと言い出さないでよ!ここ私の職場なのに!」
俺「変なことかどうかは、まぁこれを見ろ」
1ヶ月分のまとめ資料を配布。




75: 名無しさん@おーぷん 20/03/16(月)03:24:11 ID:jsa
その時にはもう
『この席で話してるのが世間話じゃない』
って事が、雰囲気的に周りに伝わってるわけよ。
バイトは興味津々でこっちを見てるし、さっきまでやかましかった高校生の集団とかも静かになってた。

糞嫁が
「なにこれ?なんなの??」
って喚いてる時に、店長は真っ青な顔でまとめ資料を読んでた。
嫁親は睨む対象が俺から嫁に変わった。
俺親はパニックだったのかテーブルの上のピザを食べ始めてた。

店長の顔が青から白に変わったあたりで、俺は店長に慰謝料を請求すること、糞嫁と嫁親に離婚することを伝えた。
なんだろうね、浮気した嫁のテンプレでもあるのかね?
お決まりの
「遊びだった、気の迷い、愛してるのはあなただけ…」
だから
「愛してるのは俺だけなら何で他のやつに股開いたんだ」
って話しても、
「違うの違うの」
って言って話にならない。

そのうち嫁親が
「申し訳ないが、一度(嫁)と話してもいいだろうか?事実を確認したい」
と言った。
だから
「好きに聴取してくれて構わない」
と伝えた。
俺の親はナポリタンを食べようとしてたから先に帰すことにした。

この間店長は何も言ってこなかった。
諦めたのか、状況が整理できてないのかしらんけどずっと黙ってた。
謝罪一つ寄越さないコイツに
(情けは要らない)
と思った。
だから大きめの声で
「あなたは家の嫁と浮気したわけですけど、あやまらないんですか?」
と言ってやった。
そしてら思い出したように小さい声で、
「申し訳ありません…」
て呟いた。

嫁親が糞嫁を回収していったので、俺も一度退散することにした。
数日たって糞嫁と嫁親が来た。
糞嫁の顔は変色したアンパンマンみたいだった。
あんなに可愛かったのにな。
嫁親は俺に、
「娘に良くしてくれたのに申し訳ない。
私達の教育不足だ」

っていって200万くれた。
相場より大分高い金額だ。

嫁親が謝ってる間、糞嫁は隣で正座しながら
「違うの、違うの」
って言っては嫁母にビンタされてた。
「金よりも何よりも俺は離婚したい」
と告げると、嫁はタガが外れたように泣き出した。
嫁親は離婚届を俺に渡してくれた。
ひっぱたきながら糞嫁にサインさせたんだと。

だから俺もサインしようとペンを取りに立ったら、
糞嫁が見たこともないスピードで離婚届を丸めて口の中に入れた。
もうキチガイかと思ったわ…。
泣き腫らして血走った目でえづきながら離婚届を飲み込もうとする糞嫁。
糞嫁の口に手を突っ込もうとする嫁母。
唖然とする嫁父。
収拾が付かなくなるからその日はもう帰ってもらって後日、サインした離婚届を郵送してもらうことにした。

で、つい先日、離婚届が届いたんで明日の会社帰りにでも出してくる。

店長からは慰謝料・口止め料で金額は言えんが、少なくない額を貰った。
まぁ今さら風評を気にしても遅いと思うがな。
何のためにファミレスの夕飯時を選んだのかって話だよ。
人の口に戸は立てられん。

こうして糞嫁は糞元嫁にランクアップした。
今は田舎の両親の元で監視されながら清掃業してるんだと。
「事務じゃないんですか?」
って一回元嫁親に聞いたら、
「あいつは精神が汚れているから、清掃業でまず身の回りを綺麗にするところから己を見つめなおさせる」
んだと。

結果的に俺の元には嫁親からの慰謝料+元店長からの金で7桁後半の金が入った。
婚姻期間1年としては絞れたほうだと思うがどうだろう。

糞嫁は
「可愛いって褒められるのが嬉しかった。調子に乗ってしまった」
って言ってたな。

もう顔の良い女は懲りたわ。
この金で次は犬でも迎えようと思う。
元々犬好きだし、犬は俺を裏切って浮気しないだろw

長くなってスマン。
俺の仕返しでした。



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