166: 名無しさん@おーぷん 平成31年 04/21(日)08:11:01 ID:Wzs
サークルの買い出し係に任命され、A男と私で三回ほど出かけた。
買い出しだし結構歩くから、当然パンツスタイルでスニーカー。
そしたら三回目にA男が文句付けてきた。

「なんでいっつもスニーカーなの」
「サークルで会う時はスカートにヒールだよね?
俺と会うのにスニーカーは手抜き」





はあ???
買い出しにヒールで行けってか。かなり歩くし重い物も持つのに。
私がA男より重い荷物を両手に持つのもざらなのにヒール履けと?
しかも「俺と会うのに」って何だよ。デートじゃなく買い出しだろうが。

と、これを全部言い返したが、
「スニーカーは手抜き」と言って譲らないから、しまむらで激安のミュール(5cmくらいのヒール)買って履かせて歩かせた。
十分経たないうちに
「歩けない!痛い!」
と音を上げたから
「私だって同じだ」
と言ったが
「男と女の足は違う!」
と。

「その意見が通るかどうか皆に訊いてみろ」
と言うとA男、自信満々にサークルのLINEグループで訊き始めた。
結果、全員一致で
「お前がバカ!!」

サークルの部長は「俺は男だ」タイプだからA男は味方してくれると思ってたらしいが、
「確かに俺は彼女にいつも綺麗な格好していてほしいけど、だから長く歩かせないデートコースにしてる」
「男と女の足は確かに違うが、女の足の方が丈夫なわけないだろ。
スポーツの歴史全否定か」
「そもそもデートじゃなく買い出しだし、(私)はA男の彼女じゃない。
『俺の好きな格好しろ』とか言える立場か」

部長にコテンコテンに説教されて、A男半泣き。
「早く帰ってこい!」
とどやされて、帰り道のA男はうつむいたっきり無言だった。

ミュールは部長の指導のもとA男買い取りになって、晴れてA男のものになりました。
今後好きなだけ履いてほしい。


167: 名無しさん@おーぷん 平成31年 04/21(日)08:39:40 ID:7MZ
>>166
その後女装家に目覚めるA男であった。




いま、目覚めゆくあなたへ--本当の自分、本当の幸せに出会うとき