13: 名無しさん@おーぷん 2019/02/12(火)07:42:55 ID:Ixh
中学の時に虐められた時期があった。
物を隠す・捨てる・聞こえるように悪口プークス、というようなテンプレ一通りやられた。
主犯はA子。

しかし庇ってくれる友達は居たし、私は家に帰ると学校を忘れるような単純な性格だったため、不登校など病むようなことはなかった。

その年の私の誕生日は日曜日だった。
自分としてはそんなにダメージを負ってないつもりでも、両親からすると何か思うことがあったのか、
「せっかくだから外食しよう」「プレゼントもその場で選ばせてあげるから」
と、家族で出かけることになった。




両親に挟まれ、何を買ってもらうかあれこれ迷いながらバスを待っている時に、A子にばったり出くわした。
初めて見るA子の私服は色褪せていて、着古しているのがよくわかった。

先に目線を外したのはA子だった。
私を無視してやり過ごそうとしたA子を見て、
とっさに彼女がクラスメイトであることを両親に告げた。
大人に挨拶されて無視できるほどA子は擦れてなかったらしい。
よそ行きの服の私達家族の前で、A子は始終居心地悪そうにしていた。

「今から誕生日プレゼント買ってもらうの!だからまた明日ね!」
と私が言った時にはA子の目は泥みたいだった。

その翌日からA子は学校に来なくなった。
A子さえ居なければ他に積極的に虐めてくる人も居なかったので後は平穏そのもの。
当時は
(仕返ししてやった!)
と思う気持ちが大きかったものの、自分が親になってみるとA子が少し可哀想にも思えてくる。



ハッピーリバースデイトゥーユー
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