799. 名無しさん 2018年11月13日 17:54 ID:XsXQVCnQ0
結構昔の話。

子供の頃の私の家は相当な田舎の山の中にあった。
今は市町村合併で◯◯市の一部になってる。
そこにはA家って有力者(『筆頭』といってた)の家があった。
同じ名字の家がいくつかあったから、正確にはA家ってのは屋号?っていうのかな。

そのA家の息子が池沼の人だった。
それを母親と祖母が溺愛してて、小さいころはただのワガママガキ大将って感じだった。
しかし大きくなると、問題もどんどん大きくなった。
A息子はどんどんと大きくなり、中学生にしてその土地一番の巨漢になっていた。
そして頭はそのままで体ばかり成長したため、性的にも爆発寸前になっていた。

800. 名無しさん 2018年11月13日 17:54 ID:bvDADteY0
これがもう少し昔だったら、上手いこと処理させることも出来てたらしい。
が、小学校も中学校ももうその土地にはなく、みんな町中にまで通っていて、仕事も農林業以外の多くは町中で勤める人が多かった。
まだ過疎になってはいなくて、逆に外から嫁いできた人やその土地で少ないながらも店を開く人もいて、それなりに娯楽もあった。
だから若い男性が未亡人に夜這いをかけたりとか若い男女がそういった関係になったりとか、他人の目もあるし他に遊びもあるしで、
もうそういうことができなくなっていた。




A家の家長は婿養子でA息子に興味もなく、A息子は危険な状態なまま甘やかされた。
A家の一族の中には問題視する人はいたが、それでも「筆頭だから」と放置された。

801. 名無しさん 2018年11月13日 17:55 ID:bIskm4up0
そしてA息子が爆発した。
私は運悪くその犠牲になってしまった。
A息子は頭がアレだったので計画的なものでもなく、すぐ人に知れて私は助け出された。

それから何がどうなったかは私は知らないが、気がつくとA家の一族がうちで土下座していた。
そいつらがいるのは土間だったので本当の意味で土下座だ。
A息子の母親と祖母は
「警察沙汰は勘弁してほしい」「A家のためにこらえて」
と言い、A息子の父親は黙って頭を下げていた。
中学生でしかも池沼の人なので、罪には問われないかも知れないが、だからといって警察沙汰になったらそのままでは普通に暮らしていけるわけもなかっただろう。

802. 名無しさん 2018年11月13日 17:57 ID:y0.9ilSB0
私はそのシーンを奥の部屋からふすま越しに覗いていたが、勝手な言い分に頭に血が上って、鼻血を吹き出しながら
「あいつの金◯をひっこぬけ!」
と叫んで凸った。
すぐ家族に奥のさらに奥に引っ張られていったけど、その後も家族に
「あいつをA家の連中に殺させてほしい、ダメなら金◯をひっこぬいてほしい」
「それも出来ないなら私が死ぬ」
と呪いの言葉を吐き続けた。

結局、A家の一族が私の望み通り、皆で囲ってA息子の金◯を潰した。
「一族の風聞を気にしたのだろう」と聞いた。
あるいは一族には女の子もいるから、その子らがA息子の犠牲になってはたまらないとでも思ったのか。
病院には
「庭の柿の実を取ろうと木に登って落ちて潰れた」
と言ったそうだ。

A息子の父親は
「子を守らなかった」
と母親になじられて離縁となって出ていった。
A家は新しく婿をとったが、子供は出来なかった。

803. 名無しさん 2018年11月13日 17:59 ID:y0.9ilSB0
当たり前だが私はそこで暮らすことも出来ず、すぐ遠い町の親族の家に預けられ学校に通った。
親戚は優しかったし、数年で家族も越してきて一緒に暮らせた。
あの土地に暮らしてた別の親戚も、さらに十数年してそこを出た。
その頃にはもう過疎が顕著になってきてて、A家は一族の別の家に筆頭の座を奪われていた。

私はその親戚に何度も
「A家がどうなってるのか聞かせてくれ」
とせがんだ。
A息子は金◯を潰してからはすごくおとなしくなったようだ。
ただ、あまり動かなくなったため、高校もロクに行かず、A家の中にひきこもってたらしい。
A息子の祖母はボケて藪の中の小川で死に、母親はまた離婚して1人A息子の面倒を見ていたようだったが、結局A家は、親戚がその土地を捨ててからわずか数年でどこかに消えてしまったそうだ。

今もA家の一族といくつかの家はその土地に残ってるが、どこも老人だけで若い人は1人もいない。
土下座してまで家を守ろうとしたA家も、金◯潰してまで風聞を気にしたその一族も、みーんな滅んでしまうといい。



爆破