710: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)16:05:32 ID:tBg
中学生の頃、いじめられている女の子がいた。
可愛い顔で性格もよく、胸が大きく声がハスキーというギャップ萌えの権化のような素敵な女の子。
女子からは嫉妬され、男子からは振られた腹いせに無視や物を隠されたり殴られたり足を引っ掛けられたりと、陰湿ないじめもされていた。

そんなある日、女の子は校舎から飛び降り死んだ。
保健室へ行くと言って教室から退出したスグのことだった。
最初、靴が上から落ちてきて
「あっ!」
と私が窓の外を指さしたのでクラス中みんなが彼女が落ちてゆく様を見届けた。
それからは阿鼻叫喚、学校中が騒然となり救急車やパトカーが呼ばれ私たち生徒はみんな帰された。
葬儀は家族のみで行われたらしい。

そして数日後。
いじめっ子たちが登校した時、騒然となった。
いじめっ子たちの机の中に彼女からの手紙が入ってたから。
「誰がやったんだよ」「呪いだ」「ごめんなさい」「もう許して」「死んだんじゃなかったのかよ」
とか喚いて騒ぎになった。
先生が呼ばれてリーダー格の子宛の手紙を開けて筆跡を確認したけど、彼女のもので間違いなかった。

それから時々、彼女からの手紙がいじめっ子たちの元に届いた。
机だけじゃなく、下駄箱や習字道具の中、部活のロッカーや学校が休みの時は家にまで。
引っ越して行った何人かのいじめっ子の元にも届いたらしく、お祓いや寺に通う子もいたけど効果はなかった。

手紙が届いた日に交通事故でいじめっ子の1人が死んだのをきっかけに、
「彼女からの手紙が届くと死ぬ」
という噂が流れ、実際に卒業までの間に何人かのいじめっ子が自殺や事件事故で死んだ。

711: 名無しさん@おーぷん 2018/10/22(月)16:07:33 ID:tBg

まあその手紙は私が出してるんだけどね。


死にたいと相談された時、止められなかった。
彼女のいじめを庇って、学校では私も同じようにいじめられてたから。
だから提案した。
「どうせ死ぬなら、アイツらをずっと苦しめられるようにしよう」
って。
内容も考えて、「髪型替えたんだ似合うよ」「進学/就職/結婚/出産おめでとう」「家族が亡くなってかなしいね」「昇進/家購入おめでとう」…とか、些細な内容も含めてたくさん書いてもらった。

彼女の残した手紙はまだあるけど、いじめてきたアイツらはみんなこの世にはいなくなったからもうお終い。
アイツらの親に宛てた手紙を送ったから、あとは私が落ちたらお仕舞い。
復讐のために20年も生きてきたからもうどうやって普通に生きたらいいかわからなくなった。
だから彼女の元へ私も行く。
読んでくれてありがとう、さようなら。



Dead Girls Society (English Edition)