511: 名無しさん@おーぷん 2018/07/11(水)11:50:21 ID:suy
久々に小学校時代の友人に会って思い出した昔話。


私の幼馴染は両隣に住んでいて、同い年の男の子2人。
2人とも顔立ちが整っていて、運動神経も良くて、小学生のころはいろんな人から「ジャ○ーズに入れるんじゃない?」って言われるほどで、それはそれは良くもてていた。

小さい頃は二人から
「(私)ちゃんはぼくの!」「いやぼくの!」
とされていたらしい。
残念ながら喪女に成長してしまった私にはその後、少女マンガ的展開はなかった。
私のモテ期は、多分2~3歳で終わってしまった。
実家にはその年頃の私が両側から可愛らしい男の子にほっぺにチュウされて仏頂面している写真が残っている。


小学校5年生くらいのとき、転校生の女の子が2人やってきた。
私はすぐその子達(A、Bとする)と仲良くなった。
しばらくしてAは、私の幼馴染のうちの1人を好きになった。
Bも、私が幼稚園から一緒の男の子(こちらも格好いいと評判だった)を好きになった。
私は二人の相談に乗ったり仲を取り持つまねをしてみたりしてた。

Bの好きな相手は家が遠かったからともかく、Aの意中の相手と私は家が隣だから当然帰りも一緒で、片道3kmを遊びながら帰ってたし、帰ってからも一緒に遊んでた。
かっこいい男の子達と仲良くて、しょっちゅう一緒に遊んでる。
それが面白くなかったんだろうね。
当時はそれが小さい頃からの当たり前だったから分からなかったけど。

ある日、学校に行ったらA・Bから無視された。
前日までは普通にしてて、喧嘩をした覚えもないからわけがわからなかった。
休み時間のたびに話しかけても無視されて、2人でどこかに行ってしまう。
仕方がないからその日の昼休みは図書館で本読んでた。
本は好きだから苦にはならなかった。

次の日も無視された。
だから昼休みは外で他の同級生達と遊んだ。
外で遊んでる男女のほとんどは、幼稚園から一緒だった子達だからすぐに混ぜてもらえた。
外で遊んだ仲間の中には、A・B意中の相手が2人ともいた。
みんなは当然、
「今まで3人で遊んでたのどうしたの」
と聞いてくる。
私は素直に
「なぜか無視されている」
と答えた。
みんなは
「けんか?してないの?なのに無視されるの?変なの!じゃあ私らと遊んだらいいよ!」
といって笑って、後は毎日のように皆で遊んだ。
意中の相手2人は、
「えー。そんなことする奴なの?」
ってちょっと幻滅したみたいだった。
そんな感じで、2人に無視されたところで、私はたいしてダメージを食らってなかった。
それどころか、意中の相手と仲のいい私に意地悪した2人の株が下がるだけ。

それに気付いたのか、数日後にBが謝罪してきた。
「ごめん。Aにそそのかされて仕方なく」
って。
まあ本気にはしなかったけど、当時どちらかといえばBのほうが性格が良く、相性も良いと感じてたのでBとは仲直りした。




でもAは謝ってこなかった。
Bから聞く限りでは私がAに何かしたわけじゃないし、
(こちらから謝る必要はない)
と思って、以降はAとは関わろうとしなかった。
もともとAのわがままな性格があまり好きじゃないかも、ってなってたところに無視されたものだから、
(このまま離れられたらラッキー)
と思ってた。

512: 511 2018/07/11(水)11:51:05 ID:suy
でもしばらくしたらAが音を上げて、
「(私)に仲間はずれにされる」
って先生に泣き付いたらしい。
先生も交えて3者面談みたいなことをした。
Aは
「仲間はずれやめて」
先生は
「意地悪せず、皆仲良く」
と主張。
なんかこちらが一方的に悪いみたいな言い方されてものすごく面白くなかった。

だから、
「最初に無視してきたのはAの方。
Bは謝ってくれたから仲直りしたけど、Aは私を嫌いなんでしょ。
だから離れてあげただけ。」
「Aが私を嫌ってるから他の子と遊んでるのであって、仲間はずれにしてるわけじゃない」
という内容のことを言った。
先生はAに事実確認して、
「Aが謝罪したら仲直りして」
と言ってきた。
なので、
「理由も言わず友達をそそのかして一方的に無視したり、そもそもの原因は自分にあるのに私を悪者にするような人とは仲良くできない」
みたいなことを言って、後は先生が何を言っても、Aが泣いても謝罪を拒否した。

先「仲良くして」
私「いやです」
先「そんなこと言わず、ほらAさんも謝って」
私「いらないです」
A「…ごめんなさ
私「いやです」

みたいな…途中で先生もあきらめたらしく、Aにもう意地悪しないように言って、私にも何か
「あまり意地を張らず」
とか
「怒りが収まったら許してあげて」
とか言って解散になったと思う。
私は怒っていたわけじゃなくて、どちらかというと呆れていただけだから、
「そもそも怒っていないものを収めることはできないよな」
ということで、その後もAとはかかわらなかった。
そのうちにAは諦めたらしく、同級生の中でも女子女子しているグループに入れてもらったようだった。

仲直りしたBは意中の相手と一緒に遊ぶことも増えて、そのうち公認の仲みたいになった。
Aはというと、仲違いする前は幼馴染も
「ちょっと気になるかも」
みたいに言ってたのに、無視以降幻滅されて嫌われてしまった。

ちょっと考えればわかりそうなもんなんだけどな。
転校してきて日が浅いAより、私のほうが小さい頃から一緒にいる友達は多いし、Aに無視されたところで痛くもかゆくもないことくらい。

まあ私も中々に性格が悪いので、ちょっとした仕返しとして帰り道で幼馴染に
「A・Bに無視されてるんだー、なんでかなー」
とか
「Bが謝ってくれて、仲直りした。
Aが『無視しよう』って言い出したんだって。
Aに嫌われてたみたい」

って落ち込んだ振りして相談してた。
ほんとは大して悩んでなかったけど。
正義感の強い幼馴染がどう思うかなんてわかってたから。


ちなみに、幼馴染2人は小さい頃から一緒にいすぎて兄弟みたいな感覚で、恋愛感情を持ったことはない。
顔だけで言えば、どちらかというとバレンタインには自宅前に行列ができるほどの男前だった彼らのお兄さん達のほうが好きだった。
子供ながらに
(○○兄ちゃんかっこいいなあ)
って惚れ惚れしたものだ。

小さい頃から美形を間近で見続けた結果、無駄に目の肥えた喪女になってしまった。
彼らの美形成分の5%くらいこちらに分けてほしい。
ほんとに。



喪われた道 「浅見光彦」シリーズ (角川文庫)