429: 名無しさん@おーぷん 2018/06/01(金)10:57:04 ID:UjJ
うちの兄は危険のある趣味をしている。
たとえるなら冬山登山とかドリフトとか、そういう事故=大怪我や死につながる類のもの。
実際、兄が趣味を始めた十代後半から三十路になる現在までに兄は何度も入院してる。
他にも趣味関係の友人の入院やお葬式もあった。
兄が特殊な体質なこともあって両親や私が何度もいさめても、聞く耳を持ってくれなかった。

その趣味仲間で「オフ会を開こう」と兄が音頭取りをして計画してた。
「(前に私が住んでた県)で泊りがけでオフやるんだけど、いい宿知らない?」
と聞かれた。
ただ仲間で集まって飲むだけなら止めはしないが、詳しく聞いて全力で止めた。




というのも、兄はいわゆる稀血なんだけど、趣味のSNSでそれを発言したら「実は僕も」「私も」とそれなりの稀血さんが集まってきて盛り上がったらしい。
そこから
「稀血さんだけで集まって趣味のことをしよう!」
となってオフ会開催につながってた。

「稀血の人間がそんなに集まって一緒に趣味のことをして、万が一事故があったらどうするの?
「しかも地方でやるんでしょ?輸血間に合うの?事故らない自信があるって??バカなの?」
「あんた何度入院したっけ?全身の血を全部献血してからさっさと死ね」

と大喧嘩してたら、兄が自分でスマホを踏んでしまい、破損させてしまった。

兄はアホなので、SNSのログインパスワードもIDもメールアドレスも忘れちゃってた。
スマホではアプリの自動ログインだったから、もうそのSNSに入れなくなってしまった。
SNS仲間たちとはアプリ経由で連絡はとっても、個人的にLINEやメールしてたわけじゃなかったから、連絡もつけられなくなった。

数ヵ月後にようやく兄がどのアドレスを使っていたかを思い出してログインできたけど、SNSに顔を出せない間に
「ついに事故った?」
「稀血って言ってたから輸血できなかったのか」
「(趣味のスタイルが)やばいからそのうち死ぬと思ってた」
と勝手に死んだことにされてて笑ったw
しかも以前名乗り出た稀血さんのほとんどが
「実は稀血じゃないっすwww」
と暴露してて、兄が中二病と思われてからかわれてたことも判明。

これがよほどショックだったのか、兄は趣味関係のものを売り払って今はインドア派に転向した。
可哀想だからゲームに誘ったらハマったらしい。

兄貴と一緒にやるモンハン楽しいです。



サバイブ(SURVIVE)――強くなければ、生き残れない