261: 名無しさん@おーぷん 2018/05/27(日)00:12:12 ID:Sv8
空気読まずに投下。
新入社員の神経分からん話(ではあるけどそれがメインではないかも)。
五月はじめの出来事。
フェイクあり。


うちの部署(営業系)にAさんという、部長クラスの女性がいる。
Aさんは四十代半ばに差し掛かっているが、顔が幼い系の美人で、声もかなりマイルドな金田朋子といった感じのものすごく可愛らしいアニメ声。
遠巻きに見たら二十代後半ぐらいで全然通じるレベル。
性格もかなりおっとりしていて「頑張ろうね~!」って感じの教え方で、怒るのではなく諭すタイプ。
おまけに営業成績も常にトップ街道爆走で、上下関係性別問わず周りから慕われまくっていて、私もすごく尊敬している。

一番売れる時期が過ぎた商材なので業務が落ち着いてきた五月頭。
「遅くなったけど新入社員の歓迎会をしよう!」ということでAさん含む予定の空いてる社員が急遽集まることに。

そこにいたBという新入社員♀が、Aさんのことを
「若作りに一生懸命でぇ、尊敬しますぅ」
「子供みたいな服来てらっしゃいますけど私には似合いません、着こなせるなんて流石ですねぇ」
「私にそんな可愛らし~い声出せないですぅ」
と、文章では分かりにくいけどあまりにも露骨すぎる嫌味を言いだした。

Aさんは全然若作りなんてしてないし、子供みたいな服も来てない。
確かに年齢よりは若い人向けの服ではあるけど、この顔で年相応の服を着てもむしろちぐはぐになりそうなぐらい童顔なので無問題。
痛々しいようなファッションという訳でもない。
声に至っては地声。




Aさんは
「えー、そうかなぁ?」
と流してたけど、周りが
(何こいつ…)
みたいな雰囲気になり、発言力のある人が止めようとした時。
Aさんの部下であり、三十代半ばでAさんと同ポジ一歩手前ぐらいまで来てるめちゃくちゃ優秀なド派手イケメンCさん(ピアスホールがあちこちにあって金髪、おまけにクロムハーツとかああいう系のゴツいアクセを大量につけてる。私服OKの特殊な営業なので)が、
「でもお前Aより老けてんじゃん」
「てか今いくつ?新卒だから二十代?下手したら未成年?」
「お前の方が若作りした方がいいんじゃね?三十代にしか見えねーよ」
と怒涛の勢いで罵倒した。

Cさんは見た目に反して努力や成果は認める頼れる上司で、成績が上がった部下をめちゃくちゃ褒め倒して奢ったり、成績の伸び悩む部下には「ここは直した方がいい!」「その考え方はやめろ!」「お前はこういう話し方の方が売れる!」と厳しくも的確に指導する姿を何度も見てきたし、私も数え切れないほどお世話になったから、そんな暴言を吐いてる姿が衝撃的だった。

それはBも同じだったらしく
「え……だって、え……これは……生まれつきですし」
とかゴニョゴニョ言ってたけど、
「Aの顔や声も生まれつきなんだけど?」
と一蹴。
烏龍茶しか飲んで無いくせに
「気分悪くて…………すみません」
と言って帰っていった。

Bが帰ったあと、「Cさんかっけー!流石!!」という流れになったが、途中で
「そういや普段はAさんのことをさん付けにしてるのにさっきは呼び捨てにしてましたよね…?」
と誰かが言ったことで状況一変。
最初はごまかしてたCさんだったけど、途中で観念したのか正直に告白。
なんと
「Aさんと今度結婚する」
んだとか。

Aさんには何だか説明するのも面倒な複雑な事情(家庭環境とかトラウマとか)があり、異性として見る男性は苦手だと噂に聞いていて、Aさんの周りにいた人の反応からどうやらそれは事実だったみたいだけど、顔を赤らめて
「Cくんは特別なの。それに私みたいなおばさんでも好きになってくれるんだもの」
と言っててめちゃくちゃ可愛かった。
Cさんの周りにいた人からは「子供とかどーすんだよ」と下世話なことを聞かれていたけど、Cさんが
「俺はガキが苦手だから良い!それでも気が変わって欲しくなったら俺が何とかする!」
と、どう何とかするのかまるで分からんが男前な返しをしててかっこよかった。
8月に結婚式を挙げるらしく、
「(私)ちゃんも来てね、招待状出すね(はぁと)」
と可愛らしくAさんからお願いされているので今から楽しみ。

Bが月末付で「諸般の事情により」辞めるそうなので記念カキコ。



五月の雉