568: 名無しさん@おーぷん 2018/05/26(土)11:28:40 ID:cRh
皆さんほど起承転結ないかもしれませんが…。
ぐだぐだしたらすみません。

569: >>568です 2018/05/26(土)11:43:54 ID:cRh
私が子供のころ、両親は離婚し(父親の浮気が原因)、母に引き取られました。
母は朝から晩までパートで働いて生活費を稼いでくれ、夕方になると学校の迎にも来てくれるような優しい母でした。
しかし、その母が事故で亡くなりました。
生まれたばかりとかそんなんじゃなかったので、結構記憶が鮮明に残っており、私は塞ぎこんでいました。
その後は叔母さん(母の妹さん)に引き取られ、すごくよくしてもらいました。

おばさんの趣味がゲームやアニメ・漫画といったサブカルチャー的なもので、私も家にいるときはほぼ叔母さんと同じようなものを見ました。
中でもハマったのが「ゴッドハンド輝」という漫画で、両親が死んでいることなど、死んだ経緯や叔母さんに引き取られた経緯などは全然違いましたが、ある種の共感を持っていました。

そのこともあり、引きこもりがちだった私は休みの日などはオタクショップに通ったりと、経緯はどうあれ外に出ることが増えました。
「もっとグッズが欲しい」と、高校に入るとすぐアルバイトを始めました。

570: >>568です 2018/05/26(土)12:03:38 ID:cRh
叔母と一緒にお店をめぐることもありましたし、友達も同じ趣味でちらほらでき始めました。
高校生になって環境が変わったこともあってかとても楽しく、もう塞ぎこむことはありませんでした。

しかしなぜか近所で私の過去(親が離婚したこと、事故で死んだこと、叔母が本当の母親じゃないこと)などがばれており、噂になっていました。
そりゃそうです。
いままでアニメやゲーム漫画ばかりの生活で結婚もしていない叔母に、急に中学生ほどの子供ができているのです。
わたしはそんなことも気にしておらず、ただのうのうと暮らしていました。

なぜ噂になっているのがわかったのかというと、以下のようなことがあったからです。

いつものように休みの日、叔母とショッピングに出かけようとして他愛もない話をしながら歩いていました。
すると少し離れたところから、
主婦A「あの子○○さんのホントの子供じゃなくて事故で天涯孤独になったから引き取られたらしいわよ」
と聞こえてきました。
正確に言うと、会うことも話すことも全くありませんが父親が生きているし、養育費も振り込まれているので天涯孤独ではないのですが…。
私「こんなうわさって本当にあるんだね」
と、少し暗くなってスルーしようとそのまま歩いていました。




が、次の一言が叔母の逆鱗に触れました。
主婦A「天涯孤独なのによくあそこまで笑えるね。
メンタル強いのうらやましいわ。
私なんて日々の旦那や…」

とAが自分の身の上の苦労話にすり替えようとした瞬間、
叔母がそのうわさ話をしていた主婦にいきなりビンタしました。

「この子が笑えるようになるのにどれだけかかったと思ってるんですか!
メンタルの強さの一言で片づけないでください!
天涯孤独なら笑っちゃいけないんですか!
本当の子供じゃなければ愛しちゃいけないんですか!
この子が思ってるなら別ですが、私は私しかいない家庭だからと言って不自由にさせたと思ってませんし、両親ともにいる子供より注いだ愛情が劣っているとも思いません!
少なくともあなたのように陰で旦那や子供の愚痴を言うような人には決して劣っているとは思いません!」


今まで見たことのないすごい剣幕に、主婦Aはタジタジしながらも
主婦A「いきなりビンタってあなたそんなんだから…」
パーン!
もう一発ビンタ。
主婦A「あなたたちも見てないでたすk」
パーン!
主婦A「わかったから…わかったから…」
パーン!
主婦A「ごめんなさいごめんなさい」
ここで振りかざした手を下ろして、
叔母「謝るのは私にですか?違うでしょう」
両ほほを真っ赤にはらした主婦Aが私に謝ってきました。

(警察呼ばれたらどうしよう)
とか、ぐるぐるしてましたが、他の主婦たちが立ち去るときに
「Aさんには今後そういうことがないよう言っとくから安心して。
あの人少しずれてるところあったから私もスカッとした」

と言ってくれたのでホッとしました。

571: >>568です 2018/05/26(土)12:15:05 ID:cRh
その後、
叔母「安心して笑いなさい。
面白いアニメや漫画は暗い顔で見るものではないよ。
悲しいときには泣けばいいけど、楽しいときはちゃんと笑いなさい」

そういって抱きしめてもらったとき、うれしいのですが泣きました。
私「ありがとう、ありがとう」
叔母「うれしいとき楽しいときは笑いなさいっていってるじゃない」
叔母も泣いてました。
ニカっと笑いながら泣いてました。

叔母「山本先生(ゴッドハンド輝を書いている漫画家さんです)すみません、リアルに二次元を持ち込んでしまいました。名シーンを借りてしまいました」
とぼそっと言ったのを聞き逃しませんでした。
実際、ゴッドハンド輝の中でも、父親を航空機事故で無くし、母はどこに行ったか分からない状況で周りから「よく笑えるね」というシーンで輝の叔母が一喝するシーンがありました。


修羅場と同時にスカッとしたエピソードでした。

gdってしまっていたらすみません。



Tales of the God-Hand: Birth, Chapter 1