669: 名無しさん@おーぷん 2018/05/06(日)09:50:37 ID:Opq
最近のことだけど、身内の葬儀があった。

その人は自殺を失敗して、10年くらい植物状態で入院してた。
自殺する前に私のところに手紙が来た。
多分、死ぬ前に誰かに死ぬ理由を知ってもらいたかったんだと思う。
私がその人の自殺を図ったと聞いたのがその手紙が届いて二日ほどしてからだから、手紙を出して間もなく自殺を図ったのだろう。

その人は色々な事情が重なって結婚したんだけど、あまり幸せそうじゃなかった。
でも自殺を図る1年前に会ったときは、それなりに幸せそうに見えてた。
嫁ぎ先の事業が破たんしそうなのを、結婚相手の人とその人で立て直して
「なんとか黒字転換させることができた」
そう言ってた。
その人の真意はわからなかったけど、やりがいはあったようだった。




それから何度か連絡があって、
「(その人の結婚相手に)隠し子がいたことがわかった」
そう言ってた。
そんな時、その結婚相手の親が亡くなってわかったことだが、
その人と結婚相手で立て直した会社の社屋と土地がその隠し子の名義に書き換えられていた。
そしてそのことは結婚相手も知っていたそうだ。

その人と結婚相手の間には子供がいなかった、というか、作る暇もなかったのだと思う。
その人は、工場に泊まり込んでラインの生産管理をしたり、結婚相手の亡くなった親の介護をしたりと、結婚してからは正月や盆に身内で集まる時にも顔を出す暇もなかったから。
社員が休む時は必然的にその人が仕事を代ってるって話だった。
その人のことは個人的にかなり心配してて、他の仲の良かった身内も様子を聞いてたみたいだけど、その身内も心配してるみたいだった。

そんな時にその人が自殺を図ったと連絡が来て、
(無理にでも合えばよかった)
と後悔してた時に手紙が届いた。

その手紙は、
「今まで苦労してきたけど、会社が少しずつ良い方向に向かうように頑張るのはやりがいがあった。
したくてした結婚ではなかったが、会社を黒字転換させるという目標が自分を支えてくれた。」

そういったようなことが書いてあったのだが、最後に、
「自分が頑張った分は必ず返してもらわなければ割に合わない。
自分が稼いだ分は全部使ってあの世に行く。」

そう書いてあった。

その人が自殺を図った当初、病院の医者は「すぐに目覚めるだろう」と言っていた。
でもその人は、不思議なことに目覚めずずっと寝たきり。
意識は最後まで戻らなかった。
でもGW前にその人の会社が「不渡りを出した」と聞いて、私は
(その人が稼いだ分を全部使ったんだな)
と思った。
正直、私はそんなことしないで離婚してた方がよっぽど幸せだったと思うけど、こういう生き方しかできなかったんだなと思うと可哀想に思う。


671: 名無しさん@おーぷん 2018/05/06(日)10:35:47 ID:PhD
>>669
植物状態でも本人主観では意識があってりするらしい。
奇跡的に植物状態から生還した人の体験談があった。
ベッドサイドで植物状態の人の家族と医者が生命維持装置を外すか外さないかを話し合っていたのを聞いていて物凄く怖い思いをしたってエピソードだった。
その女性も意識があってちゃんと全部分かった上で納得して旅立ったんだとしたら、それはそれで良かったんじゃないかと思う。

673: 名無しさん@おーぷん 2018/05/06(日)11:22:51 ID:KG3
>>669
>自分が稼いだ分は全部使ってあの世に行く。
そんなこと考えてたら自殺するかなぁ…?って思った
揉めて事故で自殺ってことにされたか、それとも…

まあ真相はどうあれ、その潰れた会社は因果応報だね
きっと黒字になるまではその人が支えていたんだろうし
会社も10年あがいたんだから、その間に隠し子名義にされた社屋や土地も抵当入れられてることを祈るわ



消尽したもの