今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 より
http://kateich.net/test/read.cgi/bbs/1353677386/

341 名無しさん@家庭ちゃんねる:2018/04/04(水) 09:03:14
水野真〇さんが大学に行き直すという記事を読んで、
(ウチでもあったな)
と思ったので昔話。


うちの母は、早くに母親(私祖母)を亡くして父子家庭で育ち、高校卒業時には父親(私祖父)は定年退職真近の年齢だった。
家にまだ幼い弟(私叔父)がいたこともあって高卒で就職し、叔父を大学まで行かせた。
母はそのまま父と出会い、結婚して兄・妹・私・弟を産み育てた。

末っ子の弟が中学を卒業した年に、母が
「通信制の大学に行きたい」
と言った。
「ずっと学びたい分野があった」「子供も手を離れたし学費は自分で賄う(パート)ので良いか?」
と。




私と弟、それ以上に話を聞いた祖父や叔父が
「今まで苦労をかけてすまなかった、学費は俺達が出させてくれ」
と賛成する中、
父と兄が猛反対した。

「家事はどうする!?」「今から大学に行って何になる!?」
「妻(母親)として責務を放棄するつもりか!!」

と。
「家事は今まで通りする、入学金や学費は自分で賄う」
と母は説得するが、父と兄は毎夜怒鳴り、兄が
「子を持つ母親として責務を果たせ!非常識だ!!」
と言い放った。

すると弟が
「兄ちゃん…
大学受験の時に父さんから
『〇〇大学に行け!』
って言われて、
『やりたい事があるのに希望の大学・学部へ進めないのはなぜだ』
って悩んでたよね?」
「その時母さんが
『子供のやりたい事をやらせてあげるのが親でしょ!!』
って父さんに立ち向かってくれたんだよね?」
「で、今なんで母さんのやりたい事を潰すわけ?
自分は守ってもらって母さんには恩を仇で返すの?」

弟の言葉で、兄は
「え?」
という顔をして黙りっこくった。
直ぐに父が
「男と女は違うだろ!!」
と弟に怒鳴った瞬間、
兄が父親をガン見。
暫くの静寂の後、
兄が父親をパンチ。
放心した父親を尻目に母に
「ゴメン、ゴメン…」
と泣き続けた。

母は翌年、通信ではなく通常の大学に進み、4年制を納め卒業した。


あの時の兄の『目から鱗が落ちる』は未だによく思い出す。
と同時にあの時の弟の冷静さに感嘆する。



Pinch Punch: Journalism Isn't Always Lies (English Edition)