917: 名無しさん@おーぷん 2017/12/30(土)23:37:43 ID:Tfi
今は小学生の携帯所持なんて珍しくもなんともないと思うけど、私が小学生当時はクラスで携帯を持っていたのは私ぐらいだった。
親が共働きで激務&私が習い事で遅くなることが多かったのが理由。
親と先生の間で話が通ったのか、それとも携帯を持っている児童がほとんどいなくて規則が存在しなかったのか、校内での所持も許可されていた。

その頃、クラスで数人の男子による一人の女子へのいじめが起きていた。
いじめの内容は主に
「○○菌」
と呼んだりするもの。
端から見ていて気分が悪かった。
他の女子も私と同じこと考えてたみたいで、
「あれどう思う?」
って友達に尋ねられたのがきっかけで問題が共有された。




『見て見ぬふりはしたくない。だけど標的にもなりたくない。どうしよう』
ってことで、当時親しかった女子(私含めて五人)と放課後に会議をした。
その会議に居合わせた女子の中に、主犯の男子二人と幼稚園からの幼馴染みがいた。
その女子から
「主犯は昔から砂場で女の子に砂を掛けたり虫を近付けたりと悪行を繰り返していた」
「二人とも家が貧乏」
「少なくとも一人は確実に親から暴力を受けている」
って話を聞いた。

そこから当時の私たちは何を思ったのか、
「(加害者の男子)の惨状を嘲笑わせてすっきりさせてあげよう」
みたいな結論に至った。
被害者の女の子がお金持ちだったのもあると思う。

その日は下校が早くてまだ日が高かったから、早速その幼馴染みの女の子に案内されて自転車で主犯男子の家に移動。
私の携帯を使って男の子の家を撮影しまくった。
びっしりと民家の詰まった貧しい一帯に建つボロボロの木造の家、塗装の剥げかけたアパート、汚い洗濯物、等々。
思えば残酷なことをしたと思う。

次の日、いつもと変わらずその女の子はいじめられていた。
その時はまだその子と話したことなかったけど、その子の友達(会議にも参加した)が仲介してくれたおかげでスムーズに話しかけられた。
携帯で撮った写真を見せながら、会議に参加した五人のうち三人で
「あいつらの家の方が菌持ってそうだよ」
「○○ちゃんがお金持ちだから嫉妬してるんだよ」
って慰めた。
「ありがとうね」
って言われた。

それからは男子のいじめが始まりそうな気配を察したら然り気なく話の輪の中に加えたり、女の子がその男子のことで泣いてたら新作の写真を見せて
「ほら見てめっちゃ貧乏www」
って笑ったりした。
私たちの行動が効果があったのかは知らないけど、いじめは次第に収まっていった。

女の子の民度が高かったからよかったけど、
(下手したらこっちがいじめ加害者になってたなー)
って今になって思う。



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