【閲覧注意】:汚話注意。本当に。

506: 名無しさん@おーぷん 2017/12/23(土)10:04:14 ID:kaA
(グロ話、注意)

35歳独身の同僚女性(Pさんとします)は私の正面の席で、向かい合わせで事務仕事していた。
このPさんがしょっちゅう鼻を鳴らしてた。

事務所では他の社員が全員営業に出てて、ふたりっきりになることが多く、二十代後半既婚者の私とは話も合わない、気も合わない、であまり話をすることもなかった。
その静かな事務所で、Pさんの呼吸に合わせて
ピ~…ピ~…ピ~…
と聞こえる。

特に害があるってわけでもないけど、たまに自分も鼻笛が鳴ると結構焦る。
だって恥ずかしい。
だから鼻の付け根?と抑えたり、鼻をかんだりして止めようとするもんだと思ってた。
でもPさんは全然平気で、いつまでも
ピ~…ピ~…ピ~…
って鳴らしてる。
(いつまで鳴らしてんだ!)
と正直耳障り。




でもまぁ悪いことをしてるわけじゃないので文句も言えないんだけど、
(うげ!)
と思ったのは、Pさん自分でもいい加減止まらなくて困るのか、
しばらくすると目の前で鼻に指を突っ込んで、それも割と奥まで、顔が歪むぐらい突っ込んでごそごそしたあと、その指を机の下にこすり付けてたっぽかったこと。
それから
(やだなぁあの席…)
とずっと思ってた。

そのPさんが、なんとデキ婚!
全くそんな素振りも見せず、突然妊娠による体調不良で退職し、慌てて新しい事務員を募集した。
が、Pさんが使ってたデスクを使うことになるので整理しようとして恐る恐る机の下(天板の裏)を見たら、
カピカピに固まった鼻糞が一杯こびりついてた。

思わず
「おええええええ」
となってたら同期のA君が
「どしたどした?!」
ってやってきて、カクカクシカジカと話した。
そしたらA君、工具箱からヘラを取ってきてこそげおとした乾燥鼻糞を封筒に入れ、
<忘れものです>
と表書きをし、裏に自分の判子を押して
「これ、離職票と一緒に送ってあげて」
と。

(A君、Pさんに色々嫌味言われたりしてたのに優しいなあ)
と思って同封してあげました。



忘れられない贈り物―心洗われる佳話55篇