877: 名無しさん@おーぷん 2017/12/22(金)02:05:28 ID:aPk
中学生のころ、当時自分の友人だったNの友人S=つまり私とは接点はほぼないし恨まれる覚えもない奴から、事実無根の陰口や身体的な悪口を言われることが多かった。
そのSは授業中寝て夜中ずっとネトゲという生活をその当時からしており、先生からの心証は最悪だった。
よって、まあ見つからないように仕返しをすれば、Sが私を「怪しい」といっても誰もSを信じるはずがないと思った。

仕返しの舞台は図書室。
この学校の図書室は貸し出し手続きをせずに学生かばんに本を入れて持ち出される被害が多かったため、試験的に図書室前に棚を置いてそこにかばんを置いて入室することになっていた。
Sは図書室の死角でスマホゲーをするのを日課としていた(スマホは校則で所持禁止)。
当然Sのかばんは棚にある。
私は借りていた本を返し、さりげなく目立つキーホルダー付のSのかばんを手に取り、トイレに入って窓から学校の敷地隣の公園草むらへ投げ込んだ。
その後自分の教室に戻り、本当の自分のかばんを持って学校を出て、捨てたカバンの元へ行き物色した。




まあ、バカなだけあって教科書・ノートどころか筆箱すら入っておらず、遊びといやがらせの道具だけしか入っていないかばんだった。
なぜか入っていたコーンポタージュの缶飲料(賞味期限切れ)を、かばんの内外に念入りにかけて差し上げた。
かばんは近くの道路の真ん中に放置した。

次の日、Sは学校指定のかばんを持ってきていない事を生徒指導の先生にこっぴどく叱られた(ざまあ)。
昼休みに担任が
「昨日Sのかばんが図書室でなくなったらしいんだ。
昨日本の貸し借りをした人に聞き込みしてるんだが何か知らないか?」

と聞いてきた。
私は当時、どちらかといえば優等生寄りで先生からの信用もあった。
「昨日は本を返して、借りたい本を探したが見つからずすぐに帰りました。
だからよくわかりません」

と証言し(嘘は言っていない)、
「あっ、そういえば、本を探している途中でそのSに会ったけど、棚の陰でスマホで遊んでいました」
と言ってやった。

その後、私がやったという証拠も出ず、かばんは車に挽かれてベコべコになりながらもSのもとに帰り、Sのスマホが没収されるという愉快な結果で終わった。

日本の少し北寄りでの話でした。



ポッカサッポロ  じっくりコトコト つぶ入りとろ~りコーンポタージュ (190g缶×30本入) 2ケース