635: 名無しさん@おーぷん 2017/10/16(月)01:49:06 ID:zBB
学生時代のリゾートバイトにて、一人回り歳の離れたおっさんにやたらと絡まれたことがあった。
食堂で隣に座りたがる、女性寮の前で待ち伏せする、社員さんに私のシフトを聞く…。
そんなストーカーじみた行動から始まって、総務の人に
「客の前でタバコ吸ってた」「女子寮に男を連れ込んでた」
と虚偽の申告されたり。
女子寮の近くのゴミ箱の近くに自分でゴミを捨てておいて、
「マナーが悪い利用者を突き止めました!こいつです!」
ってやられたり。
こんな気味悪い行動にも走り始めた。




ただ、総務の人が私の味方をして下さったおかげで私は責められず、次の契約の時におっさんが契約切られることになった。
まぁおっさんの契約更新の時期には既に私の契約期間終わってたんだけどさ。
意味ねぇ!


そのおっさんと一度だけ、食堂で隣に座られて直接喋る機会があった。
酷い吃音と訛りを要約すると
(まだ大学生だったのに)お前は大卒だからだから、大卒の金持ちと結婚するんだろう」
「豊かな生活を求めるのは即物的で安直な利益を求める軽薄な考え方」
「昔の女はもっと凛としていた。
物事の本質をよく理解していた」

とのことだった。
一方的に話し終えて満足したのか、机に食器を残したまま立ち去っていった。

その件を寮で同室だった女の子に相談したら、
「あはは、そいつ私の父親に似てる」
と言われた。
数日後、おっさんのストーカーはピタリと止まった。
任期が終わる頃、その子に種明かしをしてもらった。

まず食堂でおっさんの隣に座ったんだって。
おっさん女の子から避けられてたから、近付いてもらえたのが嬉しかったんだろうね。
その子に親しげに話しかけてきたって。
で、その子、切々と淡々と
「家が貧乏でどんなに苦労したか」
「父親がクズでどれだけしんどかったか」
それとちょっとここでこれ言うの申し訳ないけど、貧乏が遠因となって自ら命を絶ってしまった御家族のこととか、そんな身の上話をおっさんに語ってくれたらしい。
おっさん見るからに目を泳がせて黙ったみたいだから、これが利いたんだろうね。

その子とLINEでも交換しておけばよかったな。



生活の貧しさと心の貧しさ