503: 名無しさん@おーぷん 2017/10/13(金)23:45:20 ID:Xgf
特急「ひたち」「ときわ」のダイヤ改正というニュースを見て、かつて「スーパーひたち」だった頃に遭遇した神経わからん出来事を思い出しました。


当時水戸に住んでいて、ある時上京するために特急を利用しました。
スーパーひたちの停車駅は、水戸を出ると土浦と終点の上野のみでした。
自由席の車両はほとんど埋まっていて、水戸から乗った人は空いている席を探してうろうろしていました。

ひとりのおばあさんが、自分の座る席とひとつ前の席を荷物で確保しました。
そこに、サラリーマン風の若い男性が
「すみませんここは空いていますか?」
と聞くも、おばあさんは
「人が乗りますので…」
と譲りませんでした。
座れなかった男性は隣の車両へと移っていきました。




そして土浦駅へ停車。
おばあさんの連れのような人は乗車してきませんでした。
なんとなく、ちらっとおばあさんの様子を見ましたが、慌てるでもなく困るでもなく、普通の様子でした。

そして電車が発車すると、先ほどの男性が戻ってきて、
「誰も乗らないじゃないですか。空けてくださいよ。」
と詰め寄りました。
しかし、おばあさんは
「人が来ますので」
の一点張りで譲りません。

男性の
「席を空けなさい」
おばあさんの
「勘弁してください」
のやり取りのまま、結局上野駅に到着。
男性が、
「家までついて行きますからね」「私はしつこいですからね」
と言いながらずっとおばあさんに付きまとい、一緒に改札に消えていきました。


なぜ、あのおばあさんは頑なに席を空けなかったのか。
なぜ、あの男性はあそこまであの席とおばあさんに執着したのか。
心底神経わからん出来事でした。



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