613: 名無しさん@おーぷん 2017/10/05(木)17:45:59 ID:Rx6
虐待ってほどではないけど、母は昔からトゲのある物言いや嫌味っぽい発言が多かった。

服屋で赤色やピンク色の服を手に取ったら
「その顔で?w」
泣いてたら
「よく泣くねぇ。誰も同情しないよ」
父からプレゼントされたぬいぐるみを
「気持ち悪い」「捨てなよ」
とある映画から興味を持ってイタリア語の勉強してたら
「そんなもん学んで金になるの?」
「女の子ならさぁ、将来のために他にした方がいいことあるんじゃない?どんなに幸せでもさ、男に選ばれなかった時点で人生大失敗だよ」
声色も怖かったな。
怒ってない時も怖かった。

小さい頃はそれが普通だと思ってた。
けど小学生になって周りの友達とそのお母さんのやり取り見てたら結構のほほんとしてて、それから母の声を聞くだけで気分が悪くなるようになった。
他にも私だけ家事をさせられるとか、門限や誕生日などで差を付けられるとか、弟なら許されることが私には許されないとか、細かい差別も受けてきた。

614: 名無しさん@おーぷん 2017/10/05(木)17:46:24 ID:Rx6
思い返せば、小学生ぐらいから家に帰る時間になると吐き気がしてた。
門限と家事があるから仕方なくさっさと帰ってたけど、家にいる時間はずっと胸がモヤモヤしてた。
だから家にいる時はご飯が喉を通らなくて、給食を異常なぐらいおかわりしてた。
給食の他にも色々挙動が不穏だったんだと思う。
今になって思えば、何かに気付いてくれたらしい先生や友人に随分と気を使ってもらっていた。
あの時お礼を言えなかったことは今でも後悔してる。




母はとても攻撃的な人だった。
大学生の女の子が亡くなったニュースに
「いっぱい金かけてもらってたんだろうねぇ」
父方の親戚の若い未婚の女の子の顔をチラチラ見ながら私の耳元で
「さっさと男の家に転がり込めばいいのにねぇ」
父の同僚のオタクっぽい女性に
「男とヤれば治る」
性犯罪のニュースに
「まぁ誘った方にも原因あるわな」
杖をついて歩いてる女性を見て
「ああいうの生かすのって自然淘汰の邪魔だよね」

どうして母はこんなに好き好んで他人を傷付けたがるのか分からなかった。
だけど高校生ぐらいになって、母から昔の話を聞かされるようになって、母も大概幸せじゃない環境で育ってきたことが分かった。
(殺伐とした価値観を刷り込まれたんだろうな)
って。
人との関わり方を最初に教えてくれるのは親だから、
(酷い親の子が酷い人間になるのは仕方ないかな)
ってなんとなく納得した。
実際、弟も私を罵る時は母と全く同じこと言ってきたし。

615: 名無しさん@おーぷん 2017/10/05(木)17:51:17 ID:Rx6
怒ったり人をバカにして笑ってることの多かった母だけど、私が記憶してる限りで一番激しく発狂したのは、弟が中学でクラスから孤立した時だった。
どうも小学校の時に弟からいじめられてたらしい女の子とその友達が、弟のクラスにいじめの情報を流したのが理由らしくて、母は大激怒した。
「根暗」「ブス」「オタク」「ネチネチと気持ち悪い」「掘り返すな」「理由があったんだろ」「弱肉強食」
母はいつもの調子で女の子を罵っていた。
その日の家事は全部押し付けられた上、母がひっくり返したものの片付けもした。
女の子の趣味が読書だったと聞いて、
「本なんか読んでもさ、社会に出てからはさ、男に気に入られなきゃ意味ないのにね。(弟)は教えてあげたんだよ」
こんなことも言っていた。
ちなみに弟は孤立しただけでいじめられることはなかったみたいだけど、結局中学三年間ずっと孤立してたみたいで、高校生になった今でも友達の気配は少ない。

特に復讐しようって強い決意はなかったけど、
あまり会ったことのない祖母の手紙を引っ張ってきて字の癖を真似て
「私が貴方を虐げたことにも理由があったんだよ」
「私は子育てに成功したよ。
貴方を男に媚びないと生きられない状況に追い込んで、貴方を家出させて自立させた。
人手の足りない看護師にさせた。貴方を結婚させた。子供を生ませた。
私は貴方のためにも世の中のためにもなった」

こんな感じの手紙を書いて、ポストに直接投函しておいた。

手紙が届いてしばらくの間、母は泣き叫んだり父に当たり散らしたり、祖母の悪口を言ったり、母方の親戚に電話を掛けることが増えたりした。
「引っ越ししたい!」
と父に懇願していた。
その間、私に攻撃が向くのは無かったから、私はそこそこ平和に過ごした。


私は先輩から教えてもらった情報をもとに、高校卒業したら期間工になって家を出る計画を立てていた。
だけど「学費と仕送りは出すから」って父に言われて、とりあえず手に職系の専門学校に通うために独り暮らししてる。
私は今も大概病んだ人だと思うけど、
たくさん人がいる賑やかな都会の解放感と、色んなことがあって忙しい日々のおかげで少しずつ吐き気がなくなってきている。


去年は結局、年末年始もお盆も帰ってないから、母が今どうしてるのかは分からない。
ただ、あの人が変わることはないと思うから、時間が流れてあの人がいなくなるのを待つ方が早いと思う。



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