109: 名無しさん@おーぷん 2017/06/04(日)09:34:45 ID:iYP
昔美容学校通ってた頃の話。

2月の国家試験に向けて登校しては練習練習練習の日々の中、ある朝目覚めたら強烈に体がだるかった。
熱をはかったら39度近くあった。
節々も痛いし、これはインフルエンザかもわからんねという感じ。

どう頑張っても学校には行けそうにないと思い、担任に電話をした。
「熱もあって体もだるくてインフルエンザかも知れないので今日は休みます」
と伝えると、
「インフルエンザ?検査したの?まだそうと決まったわけじゃないんだから来なさい」
と言われた。

この担任、入学当初から
「全員で2年間皆勤賞を目指そう!」
が口癖で、たまに誰か休むと
「連帯責任」
と言って全員に課題を課すような奴だった。
学校的には基準の出席数さえ満たせばある程度は休んでも問題なく、他のクラスの先生でそんなことを提唱してる人はいなかったんだけど、うちの担任はとにかく周りから
「◯◯先生のクラスは真面目ですね/優秀ですね、さすが◯◯先生!」
などと褒められるのが心地よかったらしく、そのために生徒を休ませないようにしていた(本人がそういう風なこと言ってた)。
だからこの電話するときも
(休むなって言われるんだろうなぁ)
と思っていた。
その通りだった。




私がいくら
「節々も痛く悪寒もあってとても学校(電車で1時間弱)に行けない、今はとにかく病院に行きたい、辛い」
と言っても担任は、
「病院なら1度登校して出席つけてから行けばいい」
と譲らない。
うちの学校では遅刻だろうが早退だろうが出席だけつければ出席したことになる。
その時点で私は無遅刻無欠席だったので、担任も少しムキになっていたのかも知れない。
押し問答が続いた後、しまいには
(こんなに辛いのになんで休ませてくれないのか)
と、体調悪いことも相まって電話口で泣いてしまった。
すると担任、
「辛いのはみんな一緒。
それでもみんな学校に来て課題の練習してるんだぞ?」

と。

(『辛いのはみんな一緒』って…みんなは体調不良じゃないだろうが!何が一緒なんだよ!!)
と頭にきて、そのまま電話を切ってしまった。
この時の心理状態が私の中では修羅場だった。
クラスの人で体調不良になった人は、それを担任に連絡しても認められないのがわかってるので大抵みんな無断欠席していた。
で、その人が体調不良を脱して登校してくると皆で連帯責任課題やらされる。
それが皆に申し訳ないので私は担任に連絡したのだけど、担任に連絡したことをとても後悔した。

実家住まいだったので電話のやりとりを母親が聞いていて、
「それだけ言っても休ませてくれないの?おかしいんじゃない?
担任には電話しておくから病院行こう」

と言ってくれて、病院に行った。
結果、インフルエンザではなかった。
貰った薬を飲んで安静にしていたら、午後になる頃にはだいぶ良くなっていた。
朝は辛くて休みたかったが、やはり国家試験に向けて不安があったので、午後から学校へ行った。
教室に着くとみんなが心配してくれたが、教室の奥から担任が近づいてきて
「ほら、インフルエンザじゃなかっただろ?
だから最初から学校へ来ればよかったんだ」

と言った時の、ヤニで黄色くなった歯剥き出しの笑顔を見て吐気がした。


私が卒業した後、そいつは学校を辞めて仲の良かった他の先生と共に美容関係の店を起こしたんだけど、すぐ経営不振になった。
共同経営者だった仲間は美容学校の上に掛け合って学校の先生として戻ることが出来たらしい。
けど、うちの担任だった男は戻れなくて借金背負って、嫁との離婚問題も持ち上がって大変らしいと数年後に聞いた。
学校の卒業生の子を何人か雇っていて、その子から聞いたから多分本当。
ちょっと、ザマーミロと思ったw

今はどうなってるか知らないけど、この時の担任も修羅場だっただろうな(笑)



Gone But Not Together: Volume 4 (The Nathan Miccoli Mystery Series)
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