120: 名無しさん@おーぷん 2016/10/19(水)18:42:48 ID:xfX
1年程前にあった修羅場。
主に俺ってより犯人が修羅場であったろう話。


駅から家まで徒歩で15分程なのだが、その間の数十メートル程、空き地が続くので薄暗い道がある。
薄暗い帰り道、前を細い女性(制服着ていたので多分JK)が歩いていた。
(足細いなぁ)
とか思いながら距離空けて歩いていたら、
後ろから自転車が猛スピードで走って来て、JKの紙袋?女の洋服屋とかでくれるようなヤツを引ったくっていった。

俺は恥ずかしながら直ぐに動くことはできず、
「あ…警察…」
と思いスマホを取ろうとしてたら、
そのJKが凄い勢いで走り始めた。

走る足音を気にしたのか、必死で自転車をこぐ引ったくり犯が後ろを振り向いた瞬間に電柱にぶつかり、犯人は盛大にコケた。
追いついたJKは犯人を見下ろし紙袋を拾うと、
自分の鞄を犯人の頭部に振り下ろした。

121: 120 2016/10/19(水)18:43:35 ID:xfX
俺はもうびっくりして反射的に近くのアパートの影に隠れた。
JKが小さな声で
「〇ね…〇ね…」
と繰り返しながら鞄を振り下ろす度に、犯人の
「ぐぇ」
だか
「ぎゅご」
だか、そんなうめき声が聞こえた。
何故か俺は気配を殺しながらアパートの影から動けずにいた。

最後に
どずっ
と大きな音がしたのは鞄じゃなく蹴ったのかもしれない。
音がやんだのでそーっと電柱付近を見てみるともうJKの姿はなく、男が泣き声とも呻き声ともつかない嗚咽を1人で漏らしていた。
しばらくして
ギィっ
て音がして、足を引きずるような音と共に犯人の男はいなくなっていた。

怖かった…。
それ以来、あの道は通らず遠回りして帰ってる。

しかしすげー細身の女の子が冷静に大の男(背格好からして二十代か三十代くらいだと思った)をぶちのめせることにビックリした。
人生最大の修羅場だったが、自分には直接関係ないってのは俺のモブ気質のせいかもしれない。



女子攻兵 7巻(完)