301. 名無しさん 2016年09月10日 17:34 ID:.UUOx9j30

【クソ女にした仕返し】

クソ女は会社の後輩です。A子とします。
顔はすごく可愛くて黒目がち、小柄で綺麗なストレートの黒髪、まさに俺の好みドンピシャでした。
狙ってる野郎もたくさんいたけど、同じ部署に配属された俺は、チャンスと思ってバシバシアピールしました。
A子が仕事で困ってると素早くフォローしました。
潤んだ目で「ありがとうございます」と微笑んでくれて、
(これは俺に惚れてるな)
と思わず自信過剰になってしまいそうでした。
でも俺の良さは分かりにくくて誤解もされやすいので、表面的な優しさだけで惚れられても困ります。
それにA子は可愛いので回りの野郎たちだって優しいし、
(俺がリードしていても油断出来ない)
と思いました。

お昼にふたりきりで食事しながら雑談してると(A子のお弁当も可愛かったなぁ)、A子の好みもいろいろと聞き出せました。
これで他の野郎よりもさらに一歩も二歩もリードです。
まあ音楽の趣味とかはちょっと変わっててわかりませんでしたが…でもちょっと古いマンガが好きだとわかりました。
A子は「今はマンガを読む余裕が無い」そうだったんで、ここは
(俺が大人の余裕を見せる場面だな)
と思いました!
これがトラブルの元だったんですが…。
俺は古本屋を巡ってA子にそのマンガや同じ作者のマンガ、アンソロジー、DVDアニメ等を次々にプレゼントしました。
残念ながら俺はそのマンガは雑誌で読んでて、面白いしネタにできる程度には知ってましたが、単行本を持ってるわけじゃなかったんです。
プレゼントを渡すとA子も嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれていました。




302. 名無しさん 2016年09月10日 17:36 ID:.UUOx9j30
ところが…。

ある日、上司に呼ばれて小会議室に入ると、そこにはA子と上司が先に待っていました。
(なんだろう?)
と思ってると、上司が
「お前、○○さん(A子)に付きまとってるんだって?」
と。
ハァ?
その時A子は慌てた様子で上司に何か言いたげでしたが、上司はA子に
「いいから」
とだけ言って、だいたい以下のようなことを言われました。
「ここは職場だ、お前(俺)の恋愛の場じゃない」
「○○さんは迷惑している、具体的には仕事を横から取っていくから業務を覚えられない、お昼にふたりきりで食事を要求される、社用メールアドレスに私信を送ってくる、一方的なプレゼント、毎日の帰りの待ち伏せetc.」
他にも長々といろいろと言われました。
(たくさんあったので省きます。)

俺にも言い分はありました。
「そもそもA子は迷惑してない。」
「仕事が出来ないからフォローしていたんだし、それは先輩の俺の役目です。」
「お昼は…まあふたりで食べようって確かに俺は言ってました。でも休憩時間ですからね。自由です。」
「あと、社用のメアドといえど私信ですし、それを上司が横から言ってくるのはプライバシーの侵害です。」
「プレゼントは喜んでくれてたし、帰りは単に同じタイミングで退勤するから誘っただけです。」
他に言われたことも、全部そうやって客観的にちゃんと納得できる説明をしました。

ところが、A子は俺を裏切りました。
なんと、俺の言い分を全部否定してきたんです。
ありえないことにA子は上司の側について、俺と過ごした時間を全部嘘で塗り潰してしまったんです。

303. 名無しさん 2016年09月10日 17:37 ID:.UUOx9j30
そこからはちょっと記憶がとんでます。
たぶん出されたコーヒーに何か混ぜられてたんだと思います。
あとで動画を見せられました(盗撮されてました)が、
俺はおもわず
「このクソ女!」
と叫んで上司に跳びかかり、上司に肩車されてるような状態で上司の頭の毛を毟りまくっていました。

この件で俺は出勤停止と謹慎を命ぜられましたが、納得がいきませんでした。
「出されたコーヒーを調べるように」
と言いましたが聞き入れられませんでした。
会社に何度か行きましたが追い返されたあげく、ついには退職するように迫られました。
誤解をときたくて
「A子と話したい」
と言いましたが、会社はA子を俺から取り上げたいようで、全く聞き入れてくれませんでした。
A子と話さえできれば何か変なスレ違いが起きただけって分かってもらえるし、会社だって間違いに気づくはずなのに。
もしかしたらA子は上司に逆らえなかったのかもしれません。
(あるいは何か弱みを握られてたのかも?上司は俺が邪魔だった?)
その時はそう思っていました。
しかしそのうちとうとう会社の近くにいるだけで、経理部のごついおっさんが出てきて追い払われるようになりました。

その後、俺はフラフラとA子の住んでる駅周辺をうろつきましたが、A子には会えませんでした。
そのうち
(何かおかしい)
と思い出しました。
A子が俺に連絡取ろうと思えば簡単です。携帯の番号も教えてましたし。
でもA子はなんやかんやと自分の番号もLINEのIDも教えてくれませんでした。

そう思うとなんとなく答えが分かってきました。
俺はA子に利用されたんだと。
ああやって男を踏み台にして自分の得になるように生きていく女だったんだと。

304. 名無しさん 2016年09月10日 17:40 ID:.UUOx9j30
会社を追い出されて1ヶ月もしてようやく目が覚めた俺は、A子に復讐することにしました。
でもここまで読んでくれた人は分かると思いますが、俺は理不尽なことは嫌いです。
なので正々堂々とA子にされたこと、A子の正体を文書にして、会社宛てに郵便で送り、同時に会社の各部署にFAXもしました。

それからA子がどうなったか。俺は知りません。
たぶん針のむしろでしょう。
もしかしたら会社を辞めてどこか誰もA子のことを知らない遠い土地に引っ越す位に思い詰めているかもしれません。
もし、A子が自分の犯した過ちに気付いて謝罪をしてきたら?
その時は広い心で受け入れてやろうと思います。
今は過ちに気付いた会社も、A子に俺を呼び戻すよう圧力をかけているでしょうからね。
戻ってやるかどうかはそのときの会社の態度次第ですが。

305. 名無しさん 2016年09月10日 19:29 ID:.UUOx9j30
書き忘れていました。

プレゼントは10万を超えていました。俺にとっては大金です。
それを受け取っておきながらこの仕打ちですからね…。
しかも会社はそれをA子から取り上げたうえで、私の家に送りつけてきました。
会社の誰かがA子を妬んだのかもしれません。
彼女も自業自得とはいえ、俺と同様に被害者と言えなくもないと思っています。
やはり書いたとおり広い心でいようと思います。

今はすることもなく時間があったのでこうして筆をとりました。
でもA子が焦らすようなことをするなら、しばらく旅にでも出ようかな…。



いってらっしゃい。
いってらっしゃい。
posted with amazlet at 16.09.10
VAA (Village Again Association) / siesta (2016-03-31)