(※編注:小梨…子無しの意。子供がいない状態のこと。)

251: 名無しさん@おーぷん 2015/12/28(月)15:14:16 ID:LvL
ちょっと年末の今の時期に思いだす。
昔の復讐話を一つしていきます。

今からすごく昔の話だけど、当時の夫に浮気された。
私達は小梨だったけど、浮気相手が妊娠して離婚を言い渡された。
泣いてる私に元夫は
「やっぱり若い子がいいから」
といって出て行った。

252: 名無しさん@おーぷん 2015/12/28(月)15:19:01 ID:LvL
元夫や浮気相手からは微々たる慰謝料はもらった。
その後、相当精神的にまいってしまった自分だったけど、周りの助けもあって2年半くらいかかったが乗り越えた。

やがて離婚の事も忘れて過ごせるようになった年末。
突然元夫が家にやってきた。
数年ぶりとはいえすごくボロボロで、肌なんかもがっさがさ。
(老けこんだな~)
って思った。

玄関先で何も言わず下を向いている元夫。
なので私はとりあえず家にあげることにした。
家に上げても何かを話すわけでもなく、押し黙る元夫。
なので私は昨夜の残り物だけど、食べ物を用意して食べさせた。
出された料理を戸惑いながら食べ始める元夫。
するとボロボロと泣きながら
「うまい、うまい」
とほおばる元夫。

253: 名無しさん@おーぷん 2015/12/28(月)15:26:20 ID:LvL
ひとしきりご飯を食べ終わると、ボロボロと泣きながら私に
「お前の料理は本当に美味いな。昔のまんまだ」
と一言。
それを聞いて私は
「愛情がはいってるもん、美味しくて当たり前」
と。

すると元夫、なにか勘違いしたのか嬉しそうに満面の笑みをうかべて
「いまでも俺のために…うぅ…」
と、むせび泣きだす。

「はぁ?あなたのために作った料理じゃないから」

驚く元夫に、
「私があなたのために料理を作って待ってるわけがないだろ!
あれから何年たったと思ってるんだ!
この料理は今の恋人が昨夜きたから、その恋人のために作った食事の残りものだ!
愛情はたっぷり込めているけど、恋人のためであってあんたじゃない!
てか、私はあなたと夫婦だった時同じように料理に愛情をこめて作っていた!
それでもあなたが選んだのは『若い子』だったんだろーが!
今さら私があなたのために料理を作ってまってるとか、どんだけ都合のいい考えだ。」

とまくし立てた。

驚いた顔のまま、ボロボロとまた泣きだす元夫

255: 名無しさん@おーぷん 2015/12/28(月)15:35:32 ID:LvL
そんな元夫を無視して、
「とりあえず何のために家に来たのか知らないけど、私は今の恋人と再婚するから!
昨夜プロポーズされて受けたんだ。
だからココも近々引っ越すから!
あなたはさっさと不倫相手の現妻の元へ帰ればいいだろう。
あなたの好きな若い子がまってるんだからいいじゃないか!
何しに来たのか知らんが、さっさと帰れ!」

と追い出した

最後まで何も言えず絶望みたいな顔して、元夫帰って行ったよ。

ま、わざと家に入れたんだけどね。
そしてわざとご飯を食べさせたんだ。
わざと再婚の話をしてやった。

知ってたんだよね。
元夫が不倫相手とうまくいってないの。
若い子だからって選んだのはいいが、料理がまったくできない不倫相手。
ご飯すら炊けない子を選んだのはお前だ。
多分家に来たのは、不倫相手とうまくいっていない愚痴をいいに来たのと、あわよくば私に同情してもらって復縁なんてことでも考えてたんだろうかね。

するかばーか!
米も炊けない若い子がいいって言ったのはお前だ!

夫の姿をみたら、昔の悔しい思いや辛い思いがフラッシュバックしちゃってなにかやり返してやろうって思ったんだよね。
ちょうど今の恋人にプロポーズされてたタイミングもあって、ご飯を食べさせることを思いついちゃった。
思いのほか元夫にはダメージを与えることができたみたいで何よりだわ。

当時の恋人とはめでたく再婚して、子供はやっぱりいないけど夫婦仲はとってもいいよ。
おせち料理を出汁から作りながら、2人で味見しつつ作ったんだ。
年末になると今頃元夫はおせちもない正月を迎えるのかなって、ざまーみろと思いつつ過ごしているので思いだしカキコです。

でも未だにざまーみろなんて思ってることは、再婚相手には秘密だわね(笑)



この大いなる残飯よ!