459: 名無しさん@おーぷん 2015/07/28(火)15:18:12 ID:s3c
大学の友達と飲み会した時に裏事情を聞いたので。

大学時代、気の強い人や派手めな人たちのグループに控えめなタイプの子がいた。
私はそのグループのメンバーと仲が良かったので、一方的にその子を覚えていた。

大学の食堂に数人で集まって談笑しているとき、その子はよく私をネタにしていじっていた。
普段はひっそりと聞き手になっている子だったので意外だなと思いつつ、いじられるのも悪い気はしないので、私もその子に乗っかって自虐に走った。
高校まで実家暮らし&甘ったれで家事能力のなかった私に
「私子ちゃんって全然料理できないんでしょ~w
泊まらせてくれたらお米の研ぎ方から教えてあげるw」

とか。
あまりオシャレに興味がなくて、いつもすっぴんでお母さんのお下がりの服を着ていた私に
「お化粧してオシャレしたらきっと可愛くなれると思う!がんばって!」
とか。
これらの言葉を言われた時には、
(この人は田舎育ちの私にアドバイスをくれるいい人なんだ!)
と思い、バイト先のレストランで料理を教わったり、服や化粧品を買ったり、ちゃんと美容院でメイクレッスンを受けたりして、その子の言う通りにがんばった。
バイトが忙しくて、授業が終わっても食堂には行かなくなっていた。




460: 459 2015/07/28(火)15:19:06 ID:s3c
大学4年になり、就活が始まった。
スーツ姿の部員のみんなと食堂で話していたら、その子もやってきた。
2年ほどまともに会っていなかったせいか、彼女は私を覚えていなかったようで、
「初めまして~」
と挨拶された。
少し寂しかった。

就活の自己PRネタがないから大学入学の時期に戻りたい~という話の流れで、その子が、
「入学した時にすごい地味で何にもできない子いたよねw
一人暮らしなのに料理できないとか言っててやばくね?って思ってたw
彼氏もいないって言ってたし全然見かけないし今どうしてるんだろうねw
就活できてるのかなw」

と言った。私は
(私のこと覚えててくれた!)
と舞い上がり、その子に
「それ私だよ~!
さっき『初めまして』って言ってたけどちゃんと覚えててくれてるじゃーん!
料理も彼氏もできてるよ!」

と満面の笑みで手を振った。
『初めまして』と言われたことはその子のボケで、料理と彼氏については相変わらずいじられているんだと思っていた。


先日の飲み会にその子は来なかった。
その飲み会で、
・その子は私の家事能力のなさを笑っていたが、本人はずっと実家住まいで私以上に料理ができないこと。
・その子の私服はいつもしまむらやユニクロ&常にノーメイクで、私にアドバイスする彼女は陰でグループの女の子たちに笑われていたこと。
・大学時代にやった他大学との合コンで、その子は私のダメ女加減をネタに笑いを取ったが、その場にいた一人の男子がダメ女に興味を持って合コン幹事(私友人)に紹介を頼み、今の私の彼氏になっていること。
を聞かされた。
彼女の好意からいじられていたのではなくバカにされていたことを知って、少し悲しくなった。

だけど、彼女が合コンで私のことを話してくれたおかげで素敵な彼氏ができたので、彼女には感謝している。



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