69: 名無しさん@おーぷん 2015/05/28(木)16:44:49 ID:???
もう亡くなった母方の祖母の話。

私の祖母は幼子を二人抱えて戦争未亡人となり、同じく寡夫となっていた10歳年上の祖父と戦後すぐに再婚した人。
私の母は祖父の連れ子だった。

祖父は孫の私から見ても強烈なキャラで、今でいうモラハラ夫だった。

でも祖母はそんな祖父のモラハラにもじっと耐え、連れ子も実子も分け隔てなく育ててくれたので、母は祖母のことを実の母のように慕っていた。
私のことも血縁関係がないのに実の孫として本当に可愛がってくれた。

私が高校生くらいの時に、母が
「お祖母ちゃんは、本当によく耐えてるわね。
戦後の混乱の中、生きていいくためにお爺ちゃんと再婚したんだろうけど…。
もっといい人と再婚すれば幸せだったのにねえ」

と独り言のようにつぶやいたのを覚えている。

そんな祖父が晩年、寝たきりとなり要介護となった。
介護は主に祖母が担当し、近所に住むうちの母や叔母(祖母の連れ子)も手伝っていた。
寝たきりといっても頭はしっかりしていたので、介護する祖母を相変わらず口汚く罵っていたらしい。

叔母が祖父を諌めるも
「連れ子のくせに、オレに口答えするな!
誰のおかげで大きくなったと思ってるんだ!」

とか、叔母にも暴言を吐いていたとか。




70: 名無しさん@おーぷん 2015/05/28(木)16:45:02 ID:???
そんな介護生活も5~6年続いた頃、祖父が亡くなった。
死因は老衰による多臓器不全と聞かされていて、80代半ばだったので、私も含め葬儀に出た人は
「あぁ、そうなんだぁ」
くらいに思っていた。

祖父が亡くなって3年くらい経った頃、母が私に、
「実は祖父の死因は誤嚥性肺炎だった」
と教えてくれた。

祖母が食事の介護をしていたとき、誤って食べ物を誤嚥して苦しみ出したらしい。
以前も同じようなことがあり、救急車を呼んで一命を取り留めたようだが、
その時は祖母は苦しむ祖父をただ黙ってみていたのだとか。
絶命したのを見計らって叔母に連絡をし、叔母が救急車を呼んだそうだ。

言葉は悪いけど、見殺しにしたんだよね。

そのことを祖母はすぐに母や叔母たちには言ったけど、日ごろからモラハラを受けていたことをみんな知っていたのでそのことは黙って、救急隊員にも
「一人で食事をしていた時に起こった」
と口裏を合わせたそうだ。


祖父は相当苦しんで死んでいったらしいのだが、実子である母でさえ
「お祖母ちゃんの気持ちわかるわ。」
と祖母に味方した。

もっと祖母に優しくしてれば見殺しにされなかったのにね、と孫一同も思っている。


71: 名無しさん@おーぷん 2015/05/28(木)18:31:08 ID:???
誤嚥性肺炎で死んだのか誤嚥で死んだのかよくわからん

72: 名無しさん@おーぷん 2015/05/28(木)18:50:56 ID:???
>>71
誤嚥性肺炎じゃあ意味不明なので、おそらく誤嚥。
予測変換で「~性肺炎」ってなったんだと思う。

>>70
祖父はお祖母ちゃんだけじゃなくて叔母さん達にも嫌がらせしてたんだね、その調子じゃ。
なのに寝たきりになるまで生きてた上に5-6年も介護されてたんだから充分世話した方だと思う。
むしろ優しいわ。

73: 名無しさん@おーぷん 2015/05/28(木)19:02:52 ID:???
>>72
なるほど

無理やり息の根を止められたわけでなし、爺の自業自得だな



縁の切り方 (小学館新書 228)