212 : 本当にあった怖い名無し : 2010/02/22(月) 00:19:15 ID:IA+vlG2tO
 
606:本当にあった怖い名無し 2010/02/21(日) 03:36:46 ID:V6aA4pkS0[sage] 
「10年ほど前、中規模の独立系IT企業に人事総務担当として勤めていました。 
社長がかなりワンマンで、それが嫌で進んで去る社員も多かったですが、中に、社長に目を付けられても中々辞めないHという20代後半の男性社員がいました。 

社長がいよいよ焦れたようで私にHを辞めさせるようにと迫ってきました。 
私は全く気が進みませんでしたが、私自身がリストラされてはたまったものでは無いと思い、Hが女子社員へのセクハラをしたという話をでっち上げ、半ば脅すようにしてHを追い込み、2ヶ月ほどで、依願退職扱いで辞めさせる事に成功しました。 
その時は良心の呵責より、荷物が片付いたような爽快感のが勝っていました。 



それから1ヶ月ほどしたある日の夜、家に無言電話がかかってきました。 
はじめは1回だったのが、日ごとに几帳面に1コールずつ増えていきました。 
すぐに所轄の警察の生活安全課に被害届を出しに行った所、初めは若い警官が対応していましたが、顔色が変わると、席を立ち、年配の警官に声をかけ聞きとり役がその年配の警官にかわりました。 

その警官の顔と名札を見て、心臓が止まりかけました。Hと同じ苗字で、しかもHを少し老けさせたような容姿・・・。 
そういえば、Hの入社時の身辺調査で警官の兄がいたはず・・・。 
警官は徐に
「証拠が無いとなんともできませんなあ。あっても取り扱えない場合がありましてね・・・。」
と言ってきました。
私は「はあ・・・。」と相槌をうち、気分も悪くなってきたので、断って帰ろうと後ろを向いた時にまた
「弟がお世話になりました・・・。」
と言ってきたのです。 

その後、私は家族と共に家を転々としています、妻と二人の子供は昨年の秋に家の前で車にひき逃げされ、他界しました。当然警察沙汰になりましたが、未だに全く捜査は進んでいません。 
そしてまた、今夜も無言電話がかかってくるでしょう。」